モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

カリスマ主夫!?の夕ご飯

2006-11-17 | 男の料理・グルメ
 ご案内のようにつれが個展の真っ最中なもので、毎日の夕食は私と子供達で作っているわけであります。メッセージボードに個展開催中のメニューが書かれているのですが、それもあと3日分となりました。炒めたり湯がいたりと息子達もよく手伝ってくれてます。

 ちなみに月曜日は、オープニングパーティー。火曜日は、鯖の味噌煮、きんぴらゴボウ、小松菜の牡蠣油炒め、具だくさんの味噌汁。水曜日は、おでん。ちなみに前日から大根は下茹でしておきました。出汁は、本粉、めじ粉、出汁粉、昆布、干し椎茸を前日から水出ししておきました。小松菜の湯がいたものを煎餅とともに巾着にしたものを入れたのがオリジナル。木曜日は、写真の焼き栗入り明太子パスタ。これは絶品でしたね。

 個展開催のお祝いにいただいた「くりはちやきぐり」を、なんとなく閃いて明太子パスタに入れてしまいました(笑)。焼き栗の香ばしさとはんなりとした甘さがアクセントになって、これが以外に美味しいのです。
 わが家のは、ボウルに明太子をほぐし(安いこわれ明太子を買うとお得です)、室温のバター、生クリーム、コショウ、レモン汁、白ワイン少々を混ぜておき、そこへゆでたてのパスタを入れてあえるというものです。とろみは生クリームとゆで汁で調整します。なかなか美味しいですよ。

 今日は、4日前から煮込んでいた牛筋でハヤシライスです。牛筋は、よく洗って一度茹でこぼしてからニンニクを入れて煮込みます。アクをよく取るのがポイント。
 前日にオリーブ油で、ニンニク、タマネギ、ニンジン、エリンギ、そして今回はヤナギマツタケも入れて炒めました。別に牛もも肉かすね肉を普通は入れますが、今回は豚肉を入れました。そしてローリエと粗挽きコショウ、赤ワインを入れて煮込みます。そこへ市販のドミグラスソースを2缶ぶちこみます。
 ここで隠し味に、自家製のアンチョビーを入れ、レモン汁を少し加えます。こうすると複雑なコクと清涼感が出るんです。たくさん作っておいて翌日の朝は、カレーにします。これがまた旨いんです。

 その自家製アンチョビーですが、3月初旬に塩蔵し、5月中旬に瓶詰めにしたものが食べ頃になりました。トロトロで本当に美味です。自家製なので市販のものより塩分を薄くしてあります。そのため熱々のご飯に乗せてワシワシとおかずとしてもいただけます。
 早速ハヤシライスに使いましたが、「アンチョビーピザ」、「オッソブッコ」、「娼婦のパスタ」、冬キャベツとアンチョビーのパスタ」、「ピンチョス」、「新ジャガとアンチョビーのサラダ」と大活躍しそうです。
 今年は2キロとたっぷり作ったので、色々な料理に試してみようと思っています。
コメント (4)
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