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信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

直江兼続も登った赤坂山と上杉謙信鞍掛の松がある会津比売神社へ初詣(妻女山里山通信)

2009-01-01 | 歴史・地理・雑学
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 初詣は、信濃国造(しなののくにのみやつこ)であった、神八井耳命(かむやいみみのみこと)の後裔といわれる建五百建命(たけいおたつのみこと)の室(妻)とも伝わる会津比売命が祀られた上杉謙信鞍掛の松がある会津比売神社と、戊辰戦争以降の戦没者を祀った妻女山松代招魂社へ。会津比売神社は、清和天皇の御代(859年)に従四位下を賜った由緒ある古い神社です。里俗伝によると、川中島合戦の折りに、謙信の庇護を受けていたために信玄によって山上の社が焼かれ、後に麓に小さく再建されたとあります。

 会津比売神社は、詣でる人も多いのですが、妻女山松代招魂社は、さすがにわが家だけ。現在は、ここを妻女山といっていますが、小字が妻女山で、本来の地名は赤坂山です。ここは夕日の名所ですが、真っ暗で林道も凍結しているため、行く人もいないようです。妻女山展望台からは、川中島の夜景が一望できます。また、斎場山(本来の妻女山513m)の上、満天の星空には、オリオン座、北斗七星、カシオペア座、牡牛座、北極星が輝いていました。

 ブラックホールに飲み込まれたような現在の世界状況ですが、光明は、出口はあるのでしょうか。トラウマに憑かれた人を救う術はあるのでしょうか。感度を高くすると、暗闇の中にも希望の光は見えるような気がするのですが。星雲の彼方から飛んでくるニュートリノが体を突き抜けても、我々は何も感じません。それを知る術は深層心理と神の世界までおりていく勇気と、想像力と創造力なのかもしれません。森の中にひとりで行く勇気。私が以前何度か旅をしたアマゾンでは、森から帰ってきた人の目は輝いているといいます。
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