モリモリキッズ

信州里山通信。自然写真家、郷土史研究家、男の料理、著書『信州の里山トレッキング東北信編』、村上春樹さんのブログも

クリスマスイブの善光寺平を妻女山展望台から望む。雪はちらついてきたものの…。ボヘミアン・ラプソディ。Queen(妻女山里山通信)

2018-12-24 | BABYMETAL・LOVEBITES・XG・宮本佳林・ジャズ・クラシック
 ホワイトクリスマスにはならないでしょう。それでも周囲の1000m以上の里山も白く雪化粧しています。

 年末年始の買い物の前に妻女山展望台へ。東の松代方面。左の拙書でも紹介の奇妙山も雪化粧か霧氷で白くなっています。右のプリン型の皆神山やその右手前の象山には暖冬で全く白いものが見られません。

 北の展望。右の飯縄山のスキー場のゲレンデが白い。左の戸隠連峰は雪雲の中。長野盆地(善光寺平)の里には全く積雪は見られません。手前は名産の長芋畑ですが、今日は農作業する人は見られません。長野Uスタジアムからも、今日はチャントが聞こえてきません。

 西の展望。晴れていれば西山の向こうに北アルプスの仁科三山(爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳・五竜岳)が見えるのですが。

 展望台後ろの善光寺地震の慰霊碑。8600人の犠牲者がでました。1847年5月8日(弘化4年3月24日)、晴天の善光寺の町は、善光寺の御開帳に訪れた諸国からの大勢の参詣者で終日ごった返し、周辺の宿屋は7000人から8000人の泊まり客で満員となっていたのです。松代藩がここに慰霊碑を立てたのは、右奥に見える斎場山(旧妻女山)が古代科野国の聖地であることを知っていたからと思われます。このことは拙書の斎場山でも詳しく記しています。

 買い物や用事を済ませて善光寺の精進落としの湯、万葉温泉へ。これは近くの観世温泉。温めのエメラルドグリーンの優しい湯が魅力です。雪がちらついてきました。でも積もることはないでしょう。

 帰ります。正面に拙書でも紹介の五里ヶ峯。左の平らになる部分に、山本勘助が後ろから村上義清の葛尾城を襲うために造らせたと伝わる勘助道(勘助横手)が現存しています。もちろんそれも拙書では紹介しています。
 帰りの車の中では、山下達郎の『クリスマスイブ』がFM長野から流れてきました。名曲といっていいでしょう。帰宅してからは、NHKでQueenのボヘミアン・ラプソディの謎についての番組を視聴。これがヒットしていた当時、ロンドンに5週間ほど住んでいたことがあるので、特別な想いがあります。ザ・バンドの『ラストワルツ』とともに衝撃を受けた曲です。シェークスピアのマクベスやイタリアオペラ、ジプシーのボヘミアン。深い歌です。そして最後はたいしたことじゃないんだよと締めくくるザンジバル出身でペルシャ系インド人でゲイのフレディ・マーキュリー。人はみんな違ってみんないい。
 1977年のロンドンや村上春樹さんのジャズ喫茶や当時の国分寺や国立についてのフォトエッセイを記しています。マイノリティを尊重できない社会はいずれ滅びる。実は誰もがマイノリティ。存在理由は万人にあるのです。映画『ボエミアン・ラプソディー』は、新年に必ず観に行きます。
 クリスマス寒波は来ませんでしたが、年末寒波は確実に来るとの予報です。ご自愛を。
村上春樹さんの国分寺ピーター・キャットを中心とした70年台のクロニクルまたはスラップスティック - 『国分寺・国立70Sグラフィティ』 福一事故の萌芽がここに。32本のフォトエッセイ #村上春樹 #HARUKI-MURAKAMI

77年の3月、羽田空港からロンドンへ、空中分解しそうなアエロフロートで飛んだ フレディの彼女が働いていたビバでロンドンコートとウェスタンブーツを買った。フレディと同じ空気を吸っていたんだね。後日映画を観ました。当時のロンドンと彼女と、色々なことを思い出して、涙腺が崩壊しそうでした。

ボヘミアン・ラプソディ【訳詞付】- Queen


Queen - Greatest Hits (1) [1 hour long]


実はこれが一番好きだったりして(笑)。好きだよ!
Queen - Bicycle Race


『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。

本の概要は、こちらの記事を御覧ください

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