信州の短い春も最盛期になってきました。しかし。暖冬の影響などで異変が起きています。今年はフィリピンやインドネシアの火山の大噴火で、1993年の様な冷夏、大不作になるかもしれません。米不足になり、タイ米を緊急輸入したことを覚えているでしょう。今年は、新型コロナウィルスに加えて生死を問われる様な一年になる可能性があります。
妻女山(旧赤坂山展望台)のソメイヨシノが満開です。国道403号から妻女山入り口のカットです。例年なら近隣の小学校低学年の遠足で賑わうのですが、今年は静かです。
11日の妻女山陣場平の貝母(ばいも・編笠百合)の様子です。何組もの方が訪れてくれました。発見から開墾、保全活動の10年の歴史を説明します。今年の貝母がもうひとつ華やかでない理由も。暖冬と3月29日の湿雪が原因です。今週末には満開になるでしょう。長野市民新聞にも紹介された様です。19日には松代夢空間のハイキングで、インタープリターとして皆さんをここに案内します。(中止になりました。貝母を見たい方は個人で訪れてください。)
昼食と休憩は、今は亡き友人の堂平大塚古墳の横にあるログハウスで。仁科三山の爺ヶ岳と眼下に千曲川。いつ見ても心癒される景色ですが、高速道路に車が少ない。
(右)翌日12日は、妻女山里山デザイン・プロジェクトの作業。朝8時半に集まって車で陣場平へ。我々は慣れていますが、一般の人は車で登るとスタックするか車が壊れるでしょう。まず、3月29日の上雪で折れた桐の大木を処理します。(左)大きな枝が二つ。下から切っていくと突然自重で落ちました。危険ですが想定していたので大丈夫。もうひとつの枝を慎重に切ります。これも突然落ちました。想定内とはいえ危険な作業です。切った枝は、一箇所に積みました。この間にも貝母の見学者が。私が案内をしました。他に二本の立ち枯れの木を伐採しました。
(左)その後は、貝母の中のノイバラの駆除をします。できる限り地下茎も掘り出します。環境省の有害帰化植物100選にもあるハルジオンのロゼットを根っこごと除去します。大変です。(右)イノシシに壊された丸太のベンチを作り直しています。景観を壊さないようにここに生えていた落葉松の倒木を使っています。
(左)陣場平へは、下と標識のある上があるのですが、下の駐車スペースがある場所の整備をしました。不法投棄のゴミを回収。倒木などを処理しました。(右)可愛い女の子二人を伴って家族が来ました。仲間のひとりが、見つけたウスタビガの黄緑の繭をプレゼント。中に蛹が入ってるみたいというとギャー!っと。でも最後はそれを持って記念撮影。将来は素敵な山ガールになることでしょう。腰掛けているのはメンバーが桐の倒木で作った丸太のベンチ。他にも数組の人たちが訪れてくれました。
11時過ぎまで作業をして、堂平大塚古墳の横にあるログハウスへ。昼餉の準備をします。
(左)タイのおばさんにいただいた本場のトムヤムクン。激辛ですが激旨です。(右)鶏手羽先をナンプラーと牡蠣ソースに浸けて揚げたもの。これもタイ料理。美味い。
(左)牡蠣のアヒージョ。(右)赤海老のアヒージョ。生ホタルイカのアヒージョも。
(左)タラの芽の天ぷら。加えて陣場平で採ったヨモギとフキの天ぷらも。野趣豊かな滋味。(右)ノドグロのアヒージョ。半分は塩焼きにしましたが、塩焼きがベストですね(笑)。
枝垂れ桜が咲き始めましたが、咲く順番が変です。貝母が咲く頃には、陣場平のヤマザクラ、カスミザクラ、ウワミズザクラも咲くのですが、まだ固い蕾です。オオヤマザクラは咲き始めています。植物もこの暖冬には戸惑っている様です。異常です。
妻女山松代招魂社のソメイヨシノは満開です。来週は貝母も満開になるでしょう。晴れの日には保全活動とガイドで私は現地に行きます。見かけたら気軽に声をかけてください。里山は新型コロナウィルスの影響も基本的には大丈夫です。家に閉じこもっていないで里山歩きをしましょう。安全でいい山歩きをしていただけたら幸いです。
新型コロナウィルスにかかった人の血液には抗体がほとんどできていないという驚愕の事実。免疫ができない。これではワクチンの製造も困難。このままでは人類は滅亡します。政府もマスコミもほとんどの国民も軽く見ています。自分と周りのひとをどうやって守るか全知能を発揮してください。
★陣場平への行き方とその保全活動については、以前の記事を御覧ください。
◉「妻女山」「妻女山 行き方」「妻女山 地図」「斎場山」「さいじょざん」「さいじょうざん」(妻女山里山通信)
◉妻女山里山デザイン・プロジェクトは掛かり木処理とノイバラの除去(妻女山里山通信):ひどい藪だった2008〜2009年の陣場平の写真がご覧いただけます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。
妻女山(旧赤坂山展望台)のソメイヨシノが満開です。国道403号から妻女山入り口のカットです。例年なら近隣の小学校低学年の遠足で賑わうのですが、今年は静かです。
11日の妻女山陣場平の貝母(ばいも・編笠百合)の様子です。何組もの方が訪れてくれました。発見から開墾、保全活動の10年の歴史を説明します。今年の貝母がもうひとつ華やかでない理由も。暖冬と3月29日の湿雪が原因です。今週末には満開になるでしょう。長野市民新聞にも紹介された様です。19日には松代夢空間のハイキングで、インタープリターとして皆さんをここに案内します。(中止になりました。貝母を見たい方は個人で訪れてください。)
昼食と休憩は、今は亡き友人の堂平大塚古墳の横にあるログハウスで。仁科三山の爺ヶ岳と眼下に千曲川。いつ見ても心癒される景色ですが、高速道路に車が少ない。
(右)翌日12日は、妻女山里山デザイン・プロジェクトの作業。朝8時半に集まって車で陣場平へ。我々は慣れていますが、一般の人は車で登るとスタックするか車が壊れるでしょう。まず、3月29日の上雪で折れた桐の大木を処理します。(左)大きな枝が二つ。下から切っていくと突然自重で落ちました。危険ですが想定していたので大丈夫。もうひとつの枝を慎重に切ります。これも突然落ちました。想定内とはいえ危険な作業です。切った枝は、一箇所に積みました。この間にも貝母の見学者が。私が案内をしました。他に二本の立ち枯れの木を伐採しました。
(左)その後は、貝母の中のノイバラの駆除をします。できる限り地下茎も掘り出します。環境省の有害帰化植物100選にもあるハルジオンのロゼットを根っこごと除去します。大変です。(右)イノシシに壊された丸太のベンチを作り直しています。景観を壊さないようにここに生えていた落葉松の倒木を使っています。
(左)陣場平へは、下と標識のある上があるのですが、下の駐車スペースがある場所の整備をしました。不法投棄のゴミを回収。倒木などを処理しました。(右)可愛い女の子二人を伴って家族が来ました。仲間のひとりが、見つけたウスタビガの黄緑の繭をプレゼント。中に蛹が入ってるみたいというとギャー!っと。でも最後はそれを持って記念撮影。将来は素敵な山ガールになることでしょう。腰掛けているのはメンバーが桐の倒木で作った丸太のベンチ。他にも数組の人たちが訪れてくれました。
11時過ぎまで作業をして、堂平大塚古墳の横にあるログハウスへ。昼餉の準備をします。
(左)タイのおばさんにいただいた本場のトムヤムクン。激辛ですが激旨です。(右)鶏手羽先をナンプラーと牡蠣ソースに浸けて揚げたもの。これもタイ料理。美味い。
(左)牡蠣のアヒージョ。(右)赤海老のアヒージョ。生ホタルイカのアヒージョも。
(左)タラの芽の天ぷら。加えて陣場平で採ったヨモギとフキの天ぷらも。野趣豊かな滋味。(右)ノドグロのアヒージョ。半分は塩焼きにしましたが、塩焼きがベストですね(笑)。
枝垂れ桜が咲き始めましたが、咲く順番が変です。貝母が咲く頃には、陣場平のヤマザクラ、カスミザクラ、ウワミズザクラも咲くのですが、まだ固い蕾です。オオヤマザクラは咲き始めています。植物もこの暖冬には戸惑っている様です。異常です。
妻女山松代招魂社のソメイヨシノは満開です。来週は貝母も満開になるでしょう。晴れの日には保全活動とガイドで私は現地に行きます。見かけたら気軽に声をかけてください。里山は新型コロナウィルスの影響も基本的には大丈夫です。家に閉じこもっていないで里山歩きをしましょう。安全でいい山歩きをしていただけたら幸いです。
新型コロナウィルスにかかった人の血液には抗体がほとんどできていないという驚愕の事実。免疫ができない。これではワクチンの製造も困難。このままでは人類は滅亡します。政府もマスコミもほとんどの国民も軽く見ています。自分と周りのひとをどうやって守るか全知能を発揮してください。
★陣場平への行き方とその保全活動については、以前の記事を御覧ください。
◉「妻女山」「妻女山 行き方」「妻女山 地図」「斎場山」「さいじょざん」「さいじょうざん」(妻女山里山通信)
◉妻女山里山デザイン・プロジェクトは掛かり木処理とノイバラの除去(妻女山里山通信):ひどい藪だった2008〜2009年の陣場平の写真がご覧いただけます。
◆『信州の里山トレッキング 東北信編』川辺書林(税込1728円)が好評発売中です。郷土史研究家でもあるので、その山の歴史も記しています。地形図掲載は本書だけ。立ち寄り温泉も。詳細は、『信州の里山トレッキング 東北信編』は、こんな楽しい本です(妻女山里山通信)をご覧ください。Amazonでも買えます。でも、できれば地元の書店さんを元気にして欲しいです。パノラマ写真、マクロ写真など668点の豊富な写真と自然、歴史、雑学がテンコ盛り。分かりやすいと評判のガイドマップも自作です。『真田丸』関連の山もたくさん収録。
★本の概要は、こちらの記事を御覧ください。
★お問い合せや、仕事やインタビューなどのご依頼は、コメント欄ではなく、左のブックマークのお問い合わせからメールでお願い致します。コメント欄は頻繁にチェックしていないため、迅速な対応ができかねます。
インタープリターやインストラクターのお申込みもお待ちしています。シニア大学や自治体などで好評だったスライドを使用した自然と歴史を語る里山講座や講演も承ります。大学や市民大学などのフィールドワークを含んだ複数回の講座も可能です。左上のメッセージを送るからお問い合わせください。