
今日のジャケ画は
The Beatles 「Abbey Road」
ビートルズ事実上最後のスタジオ録音盤です。
映画「レット・イット・ビー」で垣間見られる個々のすれ違いや対立は
ファンとしては驚きと悲しみでイッパイになります。。。
そんな中、この素晴らしいアルバムが作られたことは奇跡的だと思います。
どうやってこの作業を進めたのか、
あの映画を見てしまってるワタシとしては想像もつきません。。。
元A面は各メンバーの個性溢れる楽曲が続きますが、
どの曲もメンバーの成熟したアーティスト性を感じます。
その中でもワタシの特にお気に入りは「アイ・ウォント・ユー」。
これはジョンがヨーコへの愛を歌った曲ですが
とてもダークでヘヴィーなところがすごく好きです。
感情をヘヴィーに吐き出してるところが
後にソロ作品として発表する「ジョンの魂」の世界を
予感させると思います。
そしてこの曲の次の曲、ジョージの「ヒア・カム・ザ・サン」に
すごく癒される感じがします。
ダークでヘヴィーな「アイ・ウォント・ユー」から
アコースティックで優しげな雰囲気の「ヒア・カム・ザ・サン」を
次に配置することにより、ヘヴィーな世界から一転し、
救われたような気がしちゃうんですよね(ワタシ的にはw)
また、「ビコーズ」はコーラス主体の曲ですが、
とても浮遊感のあるコーラスで、サイケ愛好家のワタシとしては
とても好みな曲だったりします(* ̄∇ ̄*)
そしてポールの「ユー・ネバー・ギブ・ミー・ユア・マネー」。
出だしのAメロからしてとても哀愁満ちたメロディで心にグッときます。
そして次から次へと展開する曲調にどんどん引きずりこまれます。
そしてメドレー曲はというと、
曲の流れ的も非常に素晴らしく完成度が高いと思います。
このメドレー曲の中では「ゴールデン・スランバー」にグッときちゃいますね。
Aメロがとても哀愁満ちていて、
この当時のポールの心境を反映してるのではないかとも思います。
そして次のメドレー曲「キャリー・ザット・ウェイト」の出だし部分で
力強く歌うところにこれまたグッときてしまいます。
「ユー・ネバー…」のフレーズが所々使われてるあたりも
より一層「こみあげてくるモノ」を感じてしまいますね…☆彡