昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

Euphoria (1969 Soft-Psych)

2011-06-25 10:30:01 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Euphoria - S/T


パチェコ&アレキサンダーの二人と
ロジャー&ウェンディ夫妻からなる
NY産ソフトサイケグループの69年作品。

このジャケはインパクト大ですよね。
最初聞くまではどんな曲なんだ?と
想像もつきませんでしたが
聴いてみたらオシャレなソフトサイケなのでビックリ!

それもそのはず、プロデューサーは
ポップシンガー、キースのプロデュースでも知られる、
ジェリー・ロスだったのですから。
発売当時はジェリー・ロスのレーベルから
発売されたそうです。

曲のほうはというと
フォークロックをベースに
オーケストラを入れてみたり
サイケな味付けが散りばめられてます。

演奏のほうはトム・パチェコがギターを、
シャローン・アレキサンダーがパーカッションを
ロジャーがオートハープやキーボードを、
ウェンディがベースを担当しているようです。

歌のほうはママス&パパスように
4人全員でハモリながら歌う曲や
ロジャー&ウェンディが
リードボーカルをとって
それにパチェコとシャローンがハモるという曲も。

このロジャー&ウェンディ夫妻は
このグループ後、アシッドフォークグループの
「バミューダ・トライアングル」を結成し
77年に同タイトル作品を発表します。

実は、この夫妻がバミューダの二人だと知ったのは
つい最近のことだったんですよ(爆)
ずっと別モノのグループかと思ってました~(^^ゞ
(その節はお助け解説ありがとう!笑)


そのバミューダの活動前にこの夫妻は
家族と友人のために録音したという
プライベート盤を作ったようです。
それがこちら。

Roger and Wendy - S/T


こちらはユーフォリア後の71年作品。
ライヴ形式の作品となってます。
お客は友人や家族なんでしょうかね。
この夫妻もリラックスした様子なんですよ。

特にロジャーは所々でおどけてみたりして
ちょっと悪ふざけという感じですが
それを気にすることなく涼しげに
ミスティックボイスでしっとりと歌う
ウェンディの歌がとても素敵です。
ロジャーの奏でるオートハープと絡まって
とても幻想的で儚げなサウンドとなってます。

バミューダのときも有名バンドのヒット曲、
ムーディーズの「サテンの夜」や
エアロの「ドリーム・オン」をカバーしてましたが
今回も超有名処、ビートルズのサムシングや
ボブ・ディランをカバー!
この二人、超有名曲をカバーしても
このミスティックボイスのお陰でなのか
自分たちのカラーになってるところが凄いと思います。


ちなみにユーフォリアのもう一組のカップル、
パチェコ&アレキサンダーと、
この夫妻のバミューダは別の機会に投稿する予定です。
長くなっちゃうのでね(爆)

そうそう、この「ユーフォリア」という名前のグループ、
他にもたくさんあるので不思議に思い、
この言葉の意味を辞書で調べてみました。

euphoria:
幸福感、多幸感、陶酔、上機嫌


こんな風に出てました。
…なるほど、ハッピーサウンドで陶酔&幸福感か。
良いコンセプトですね。
だからこんなに多くのグループが存在するのかも。


今回も自作(^^ゞ

EUPHORIA - What a Day


Roger and Wendy - Wind