昔の洋楽が好きなので♪

サイケな曲が好き♪
2021年投稿分から「サブスクで聴けないor探しにくいサイケ」をテーマにしてます☆

Shide & Acornの69年作品

2011-06-18 20:53:46 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケは
Shide & Acorn
- The Legend of the Dreamstones



英自主系レアフォークで知られるシャイド&エイコーン。
71年には自主制作で「Under The Tree」を発表しますが
今日ご紹介するこちらの作品はそれよりも前の69年作品。
アシッドフォーク路線で活動する以前の
サイケ色の濃い作品となりました。

全体的にはサイケ風味なエレキギターと
バタバタとヘヴィーなドラムが印象的な
アシッドフォークロックという雰囲気。

そんな中、2曲目の曲では
ヘヴィーサイケな雰囲気だったりします。
ジャジーなリズムもあったりして
云ってみればヘヴィージャズサイケといった感じ。
この曲は男性ボーカルがメインを務めてます。

アシッドなフォークロックの曲では
主に女性ボーカルがメインを務め
柔らかなフルートの音色や
ギターのアルペジオが幻想的に鳴り響いてます。
その後の彼らを少しだけ垣間見れるような感じですね。


なんせ音が篭もっているのが良いですね!
篭もり音フリークの私としては歓喜してしまうほどの篭もり様!
しかも少しエコーがかかってるところが最高!
アングラな匂いがたまらないですねぇ…!
音響の良くないアングラなライブハウスで聴いてるような
そんな感じがして、ついニヤリとしてしまいます(^^ゞ

彼らのその後の曲も聴きましたけど
やっぱサイケフリークの私としては
この69年作品が一番自分好みですねぇ…!

71年作品「Under The Tree」に関しては
早くオリジナルジャケで再発してもらいたいですね。
オリジナルジャケ、海外のサイトで見ましたけど
本当に美しいですねぇ…
あれの紙ジャケCDが出てくれたらなぁと思います。


特にサイケな2曲目の曲です。

A Grey Rider Approached




Beautiful Losers - Nobody Knows the Heaven

2011-06-14 10:06:08 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Beautiful Losers
- Nobody Knows the Heaven


フランスのアシッドフォークデュオによる
75年作品です。

この極細ペン画のジャケが
自分的にはなんとも心惹かれるものがあります。

この作品はグラム・フォークと呼ばれているんだそうで。
そんな言葉についつい反応してゲット!

曲のほうはアコギ中心のアシッドフォーク。
グラムフォークと呼ばれている通り、
ティラノサウルスレックスを彷彿とした面もみられます。
でもあれほど艶っぽく呪術的(?)ではないんですが。。

自分的には、なごんじゃいますね。
アコギ中心のシンプル演奏がホッとできてイイ。
そんなにダウナーではないんですが儚げな世界観を作っています。
おどけた感じのユーモラスな曲もあったりして
イイ感じに脱力できます。
このユーモアセンスがあるから
不思議な空気感が生まれるのかもしれませんね。

歌のほうは英語で全編歌ってます。
その歌い方がこれまたイイんですよ。
歌詞の世界に入り込んだ歌い方だったりして
ほんのちょっぴり演劇的な感じもして魅力的なんです。
こんなところが妖艶と呼ばれているのでしょうかね。

録音状態が篭もった音というのも効いてますね!
私、実は篭もり音フリークなんですが(爆)、
この篭もり具合はまさに自分好みでした(笑)
篭もった音によって薄いヴェールがかけられたような、
不思議な世界を垣間見ているかのように思えてきます。


*彼らの曲の中からこちらをどうぞ。
この曲は他の曲と違ってボンゴやファズギターを導入しています。
延々と続くアシッドなフレーズに身を委ねながら聞いてみてください♪

All Is Gone




Index (60s US Garage/Psyche)

2011-06-11 10:48:40 | 60sジャケ絵日記
今日のジャケはこちら。



Index
- Black Album Red Album Yesterday & Today

激レアだった米サイケ/ガレージバンド作品の正規盤CDです。

このCDは67年作「Black Album」と
68年作「Red Album」、
そして発掘音源集からなる2枚組のCDとなりました。

彼らは米ミシガン州デトロイトのバンド。
メンバーはこちら。


こんないかにも普通の学生風な若者たちが
妖しくカオスな音を演っているのだからビックリです!

特に1stとなるBlack Albumの妖しさといったらもう…!
なんせ全体的にリバーブがかかって妖しいんですよ!
なにか薄いベールに覆われたような
ゆらゆらと妖しい雰囲気に包まれてます。
演奏テクニックはそんなに無いんだけどこれがまた最高!
やや不安定な演奏と、リバーブ、篭もった音という
この3点セットがアシッ度を高めてます!
自分的にはゾクゾクしちゃいますね~!

一方、2ndとなるRed Albumでは
音質が格段に良くなってます。
篭もった音だけど1stほど篭もってはいません。
あと1stでは全体的にリバーブしてましたけど
この2ndではあまりみられません。
1stほど明確な妖しさはないんですが
奥底にある退廃と狂気が
静かに押し寄せてくるような感じがします。
自分的にはこれまたゾクゾクする作品です!

そして発掘音源集。
こちらは70年頃の音源が中心だそうです。
音質も2ndより更に向上。
演奏面ではピアノを入れたり
ハモって歌ってみたりと
それまでの彼らとは違った面もみられます。
この音源たちも今回のCD化で聴くことができて
本当に良かったと思います。
ボツにしてしまうには惜しいくらいの曲なので!

1stからの曲です↓
Israeli Blue


↓ブックレットに載っていたオリジナル1stジャケットです


↓オリジナル2ndジャケ



Kickland & Johnson with J.Clemetson (70s US Folk)

2011-06-07 23:28:28 | 70sジャケ絵日記
今日のジャケは
Kickland & Johnson with J.Clemetson
- Clay County


米ネブラスカ産ヒッピーフォークグループの
自主制作による74年作品です。

このイラストジャケがなんとも粋ですね!
(右上の破けた所はご愛嬌!泣)

曲のほうは穏やかなヒッピーフォーク。
少し篭もった音なので温かな雰囲気です。
フルートやピアノが優しげに鳴り響いてます。

曲によって男性ボーカルと女性ボーカルとに分かれてます。
個人的には女性ボーカルのほうが好み。
伸びやかなアルトボイスが落ち着いた雰囲気です。

ちなみにこのグループ、名前が3人の名前になってますが
裏ジャケを見たらこんなに大勢写ってました!
サポートメンバーの人たちなのでしょかね!?
まさにヒッピーコミューン!?


↓そして今回の動画はまたもや自作モノです。
途中でワルツのリズムになってなかなか面白い曲です。

Get Me High Walts




Window - S/T (1974 US Rare Folk)

2011-06-04 01:27:40 | 70sジャケ絵日記
今月6月はいつもと趣向を変えまして
特集に沿って投稿したいと思います。

その特集とは、、、


白と黒のコントラストが美しい
「モノクロジャケ特集」です♪

いや~、これをずっとやりたかったのですよ。
だからこの春からずっとスピードアップして
他の投稿をとっとと投稿してたという…(^^ゞ

順番決めて投稿してるので
どれかを飛ばしてしまうと混乱しちゃうんです(汗)
まぁ、普段から混乱してるんですけどね(爆)


ということで、今回はこちらを投稿♪


Window - S/T - 1974

アメリカのグループによる
74年プライベートプレスのレアフォーク。

これは数年前にレディオアクティヴという
米のレーベルからCD化されたのですが
なんと、曲名がどこにも書いていないのですよ…(爆)

でもPCの音楽ソフトでネットから情報を貰えるというので
早速やってみたところ、ようやく分かりました。

01. Silver
02. Noah
03. Lullaby You
04. Day Star
05. Comfort Me
06. Happy To See You
07. Jamie
08. Beginning
09. The Magician
10. You Can Pray
11. Window
12. Shine
13. Jenny’s Song
14. The Garden

曲名と順番はこのようになっています。

このグループのボーカルは女性ボーカル。
この御方はJudy Kellyという名のようです。
裏ジャケにメンバーと名前が載ってるのですが
ジュディの写真だけ中央で若干大きいので。



この写真の下のほうにも
メンバーが多数写ってますが
どの人も名前が読み取りにくく、
本当に不親切な作りのCDだったりします…

そんなこんなのCDですが、
曲のほうは大満足でした!

クラシカルな品も感じられる
伸びやかな女性ボーカルに
美しいピアノの調べ、
曲によっては控えめにバンド演奏が添えられて
メランコリックだったり
穏やかフォークロックだったり
はたまた粋な感じのヒッピーフォーク風だったりと
いろいろ楽しめる内容です。

http://www.youtube.com/watch?v=OPu3IP7ghC8