基左衛門の独り言

坂東の風上毛の空と風景をブログで皆様へ、八十爺

台風一過というには

2011-09-06 16:48:14 | 日記・エッセイ・コラム

 この部屋の気温現在二十八℃、湿度五十%西の風がやや強く、久し振りに晴天で台風一過というのか、しのぎ良い陽気だ。

 しかしこの台風十二号は稀に見る変梃りんな動きをする変な台風だった。前にも書いたがこの台風はいつ頃テレビの天気予報画面に現れたか想い返せない、それも十三号ほど近くはなかったが、遠い南の海でなく割合日本列島に近い海で発生したのではなかったか。

 挙句に台風の長雨など有り難く無いお湿りを置いてゆき、関東それから向きを変えて四国近畿にと、ユックリユックリと進み四国から近畿を横断するのに三-四日もかけ、大きな傷跡を各地に残して日本海の出てもまだ北海道に大雨を降らせている、何とも可笑しな台風だった。

 八十爺には高校二年生だったか、昭和二十二年のキャサリン台風を一瞬想い出したが、それもちょっと違うなと思った。とにかく平成二十三年(2011年)は歴史に残る可笑しな歳となってしまった。あの東日本大震災と福島原発の問題が未だ著にも着かない段階で、大きな差はあるがこの災害である、日本列島は大きな歴史の周期の中に嵌まり込んでしまったのではない事を祈りたい。

 野田政権には大変な時の就任だが、何とか乗り切り日本列島を蘇らせて頂きたい、一億一千万余の国民の生命と財産の為にも、

 今日は総連の会長が公明党を訪問したようだが、労組までこの国難を乗り切ろうと動き出してきたのだから、こんな時こそ小異を捨てて大同に着いて頂きたい、次の総選挙はもう直ぐそこまで来ているのだから。