とに角お見事、自民の小泉以来三代か四代かよく変わる総理に呆れていたら、民主に政権交代してやっと安定かと思いきや、とんでもない鳩山坊ちゃんがアッと言う間に政権を放り出し、哀れ菅さんは東日本大震災と東電福島原発問題で自滅、替った野田さんは当時新聞社説だったか人物評だったか「この人は化けるかもしれない」と云っていたのを今になると思いだすこの頃だ。
自民党には何を言ってるのか反対したり協力したりクルクル振り回そうとしたり、民主党内では小鳩連合が足元を掬おうと狙いをつけた中を何とか潜り抜け来たところを、小沢グループの脱党と新党結成と、気の休まるところのない状況の中、「政治生命をかける」と云う「消費税の増税と生活関連法案の成立」に集中する姿はたいしたもんだ。
又ここ二~三日の自民党のゴリ押しの状況は目に余る、さすが公明党は同調せず自民の要求する解散日時の言及には至らなかった。「アッタリメイよ、それは総理の専権事項と云うもんなんだよ」と云わずとも知れたことなんだと云いたい。
これに所得税の累進課税の引き上げが加わればなお良いのだが、まあ徐々にと言うところか?。
旧マニフェストはもう旧である、気にする事は無い出来ない約束をしたり、埋蔵金を掘り起こすといったのは小鳩であり、その時の一員ではあるが、大震災と原発問題で大きく時代変ったのだから、早急に新しいマニフェストを作成し、国民にぶれない野田総理を信任するよう働きかける必要がある。
国民の信を問うと云うのはそうゆう事である。