一昨日十六日(土用日)家内が電話を受けているのが断片的に耳に入る、どなたか亡くなったようなのは分かるが誰なんだろう、と思っていると「お父さん橋本忠さんの奥さんが亡くなったそうですよ」とのこと、「ええっ」と驚いてしまう。
私達夫婦は人生の中で伍組の仲人をしたが、その中でその親の逝去はあったが本人は初めてで、しかも六十一歳と若い身空で他界とはなんと申したらよいか、只々冥福を祈るのみである。
この子達の結婚式は私達にすると二番目の仲人で三十台後半だったろう、現在のプリオパレスの前身の大村会館で、桐生の三つ葉電気の系列の両毛電子計算機株(RCC)のメンバー多数の見守る中盛大に行われたものだった。
と云うのも忠君のお父さんが伊勢崎市役所の先輩でいろいろとご指導いただき、その頃俺の方は仕事のコンピュータ処理の関係でRCCとお付き合いがありと云うようなことで、就職と仲人を頼まれたと言うところで、深い関係が出来たのであった。
早速式場の天国社へ行きお悔やみを述べ、なんで話もなく急にこんな事になったか尋ねたりしたところ、癌の進行が速く病名が判明して約十か月の命だったそうだ。
十七日通夜、十八日葬儀と行われ、今こうしてブログを書いている処である。
ご冥福を祈りつつ