柿の話

2005-11-06 20:26:41 | 里山
サクラ切る馬鹿 ウメ切らぬ馬鹿
と言いますが、柿ノ木は折るものだそうですね。

サクラの場合は幹に腐りが入りやすいので傷をつけないように。
ウメや柿はさほど神経質になることもなく、
果樹であるがために樹形を整える必要もあってのことでしょう。
ただ、剪定の時期は葉が落ちてからのほうがよいようですが。

こちらでは、竹ざおの先に割れ目を入れ、
小枝などをはさんだ物を「オッパサミ」と呼んでます。
これを使って柿の枝をこの割れ目に差し込んで手元でネジってやる。
すると、ポッキリと枝が折れて柿の実が食べられるという寸法です。

子どもの頃から柿ノ木には絶対上るなといい聞かされています。
柿の木は結構硬いのですが枝は折れやすく、二股になったところは割けやすい木です。
いまは、木登りをする子も見当たらないようですが・・・
それに、柿の実が食べごろになっても何時までも木に残っています。
昔は渋柿でさえ完熟させてから食べたものです。
そういえば、最後に干し柿を作ったのは何時ごろのことだったか・・・

ちなみに、ゴルフクラブのウッドは柿の木(パーシモン)で出来てるって知ってました?
コメント
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