百舌が・・・

2006-12-17 19:48:39 | 
チョッとグロい画像です。
覚悟のない方はクリックしないように。

年末になると必ず植木の手入れを始める。
家の西側にある樫の生垣は野放図に伸ばすと手のつけようがなくなる。
よって、最優先で剪定を始めるのである。
何せ高さが三m以上あるので脚立の上り下りだけでも一仕事だ。
時間にして七時間以上かけてやっと大まかな形が整う。
ここから細部の手を入れていくのだから一日では終わらない。

オマケに剪定した枝がリヤカーに四台分。
これを片付けるだけでも二時間近くかかる。
リヤカーを物置から引っ張り出してタイヤに空気を入れるところから始まり、これをチョッと離れた畑まで引いて行くのだから今日の陽気では汗をかいた。

一番高い場所で剪定をしていてなぜか見張られているような視線を感じた。
ふと目をやると剪定したばかりの枝の下からトカゲが覗いている。
しかし、その手は枝を掴んでいない。
虚ろに空を掴んでいるのであった。
百舌のハヤニエである。
こうしておいて後で食べるのだというが、実際の所は他の鳥に先を越されてしまうケースがおおいのではないだろうか。(と私は思っている)
林などで生活するヒメネズミはドングリを隠しておいて冬の食糧にするという。
だが、どこに隠したか忘れてしまうそうだ。
それでは困るだろうと思ったら、他のネズミが隠したドングリを食べるのだそうな。
もちろん自分の隠したドングリも他のネズミやリスなどの食料になるので無駄にならないのだとか。
隠した場所を忘れるくらいだからそこまでの配慮があっての事ではないのだろうが上手くいくものである。