サツマイモの花

2007-08-18 16:24:13 | 花・植物
最高気温の日本新記録40.9℃が県内で観測された翌日、つまりは昨日、懸案の畑の草退治を。
予報では前日より若干下がるとの事だったが体温越えは間違いない。
さすがに日中は外に出るのも危険!!
もはや体温以上の炎天下で農作業など自殺行為でしかないと判断し、七時前からトラクターに乗り出した。
すでに日差しはジリジリ・・・
畑で耕運をはじめるや猛烈な土ボコリ。
運転席が風下に廻ると息も出来ない、目も開けられないほど。
しばらく雨も降っていない上にこの酷暑であるのだから承知の上なのだが、それにしても凄い!!
コレなら草の根が浮けばすぐに枯れるだろうとホコリまみれになりながらもニンマリと。

二枚目の畑に移動してふと隣のサツマイモ畑に目をやるとなにやらアサガオ状の花が咲いていた。
ヒルガオの多い畑の脇だったので「サツマの葉の間からヒルガオの花か?」と思ったのだが、どうも色合いが違う?
作業中断でよくよく見たらサツマの茎から花茎が出ていた。

作業終了後、炎天下にデジカメを持ち出しパチリ。
家に帰って調べると沖縄では普通に見られるということのようだが、本州では花が付くのは珍しいことだとか。
どうして咲くかといえば、芋の出来が悪い時。
「水不足、肥料不足などで地上茎が発達できないうちに高温になると、芋を肥えさせるだけの光合成が出来ないので絶えてしまわないようにするために花を咲かせ種を作る」
要約するとそんなことらしい。
タダでさえ降雨不足の夏なのに雑草対策のためにマルチを使い水不足状態に追い討ちをかけてしまったようだ。
(マルチ:畑の畝にビニールシートを敷いて穴を開けたところに作物を植えて雑草が周りに生えないようにする方法。黒い色のビニールは地熱を挙げる効果がある。発酵熱を利用して連作障害を防ぐ方法などもあるという。)

前回(七月)の畑の草退治の際には夕刻から猛烈な雨が降って地中に潜っていた草は息を吹き返してしまった。
昨日の草退治はそのリターンマッチだったのだが、あれほど降りそうもなかったのにまたしても夜半過ぎから降り出した。
私がトラクターに乗ると雨乞いになるのだろうか?
ならば新記録を出す前にやっとけば良かった・・・