藪をつついて

2011-07-08 06:00:00 | 蜻蛉


この時期、草と真竹のタケノコの伸び具合はとどまるところを知らない。

ある人曰く、「草刈りをするから伸びるのがわかる。ある程度まで伸びればそれ以上に大きくはならないから(笑)」

しかし、そういう訳にもいかないので休日も草退治で大汗をかいている。


昨日は梅雨らしからぬ連日の猛暑も一段落。

朝からトラクターで畑の草退治。

午後からは裏の竹薮でタケノコ退治。

日差しの無い中でトラクターを運転するのは汗もかかずに快適だった。

午後からはそうは行かなかい。

ムシムシと暑い藪の中でのタケノコ退治と下草狩りは安全眼鏡・安全靴・長ズボンに作業用の皮手袋をして極力肌の露出を抑えた完全武装。

ほんの一時間ほどの作業だったがまさにサウナ状態で汗びっしょりとなった。

本当は下草狩りなんか冬場にやれば汗もかかないでちょうどいいのだが、竹の始末はタケノコのうちだと手間がかからないのでやむを得まい。


ほぼ予定の場所を刈り終ってエンジンを止めたらトンボが飛び出した。

わりと大きめのサナエトンボかヤンマの類に思われた。

すぐ近くの枝にぶら下がるようにとまった。

「とまり方からするとヤンマかな?」そう思って近付くと腰にはくびれがある。

目の色からすると羽化してさほど経たない個体かもしれない。


飛んでいってしまう可能性もあったが、家に帰ってカメラを持ち出した。

幸い同じ場所にぶら下がったままだった。

「薮をつついてヤブヤンマ」だったら洒落ていると思ったのだが・・・

どうやらカトリヤンマの未熟個体らしい。
私的初物









コメント
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