お馴染みのアオバハゴロモの複眼の色が変わるというので夕方の6時ごろに撮ってみた
もちろんフラッシュをたいている
この時間帯では何の変化もなし
30分後
補助光なしではピントが合わない暗さ
内臓のLEDで撮ってみる(以下同じ)
さらに30分後
そこからさらに2時間
複眼の色がだんだん赤みを増しているのが分かるだろうか?
もちろん、同じ場所にいた同一の個体である
Facebookでアカハネナガウンカの目の色が変わるという投稿に、
フラッシュを焚いた時の赤目現象に近いものかと思ってコメントしたところ、
「昆虫の眼には赤い血液が流れていないのでそれはない」という趣旨で画像つきのコメントを頂いた
もちろん、赤い血が流れていないことは百も承知でコメントしたので疑問が解消したわけではない
物好きにおいては人後に落ちないという自負もあり(そんなメンドクサイ物は捨ててしまえの声もあるが)再検証である
確かに6時の時点では補助光なしでピントが合う明るさ
フラッシュ撮影でも昼間と目の色に変化はないが、徐々に色合いが濃くなる
21時の時点では偽瞳孔も定かでないほどの色合いとなっている
人間の赤目現象は、フラッシュの光が瞳孔が反応して閉じる前に網膜の毛細血管を直撃して反射することによる
赤目軽減という撮影法では撮影前にフラッシュを発光させて瞳孔を閉じさせ、その直後に本番の発光をする
こうすると赤目になりにくいということである
ならば、撮影前から常時同じ明るさのLED補助光なら赤目は起きないはず
しかし、LEDで照らし続けて撮影しても赤味は消えない
まぁ人間の赤目と同じでないことは承知しているのだが、補助光による反射ではないようだ
ならば、夜は目の色を変えているのか?
何のために?
答えはこの辺にありそう
↑が正解なら
簡単に言うと隣の個眼との境目を透明にして多くの光を集めるためらしい
そうすると、偽瞳孔が全体に拡散したような形で色が変わって見える
ということじゃないかなぁと・・・素人なりに理解したことにしようw