北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

北海道のクモ③ マユミテオノグモ

2018年01月07日 | クモなど

マユミテオノグモ 2015年6月19日 札幌市厚別区自宅
国内では北海道のみに分布しているクモ。
しかしそんなことつゆ知らず。
珍しくはないらしいけど写真を見たらそこそこ綺麗なクモだし脚を広げた写真も撮りたかったなぁ〜。

ワシグモの仲間は黒くて腹部に紋のない種が多いですが、今回は割愛します。
ワシグモ科はガラス面も歩くことができるらしく、それが原因か室内でも何度か確認しています。



ヨツボシワシグモ 2015年6月14日 札幌市清田区
個人的によく見ます。



マエトビケムリグモ 2010年6月13日 札幌市厚別区
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北海道のクモ② ミズグモ

2017年12月24日 | クモなど

ミズグモ 2016年5月8日
湿地でガサ入れ(水生昆虫採集)をしていると入りました。
ここでの個体数は少なくありません。

世界で唯一水中生活を送るクモとして有名で、空気を取り入れるため腹部には毛が密生しています。
北海道でも局地的にしか見られませんが、本州ではさらに局地的で個体数も少ない様です。



湿地を踏むと浮いてきた。



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北海道のクモ① カタオカハエトリ

2017年12月13日 | クモなど

カタオカハエトリ 2016年5月 石狩市
乾燥した荒れ地の石の下にいました。
現地での個体数は普通。といってもオスしか分かりませんが…

人気の高いハエトリグモ。
初夏に草原や荒れ地の石の下などで見られ、忙しなく動き回るので撮影の大変なハエトリグモ。
小型ながらオスはオレンジ色の腕に水色の体が美しい。
メスは近似種と紛らわしく野外では見分けることができません。



水色、オレンジ、黄、赤褐色、白。
道内のクモでは最も美しくキュートな色合いだと思います。


蛾の記事があまりできないままですがクモをまとめています。
珍品のスズキコモリグモなども撮影済みなのでこのシリーズでアップ予定です。
次回の北海道のクモは「唯一無二の水中生活を送るクモ」のミズグモです^ ^(蛾の記事を挟んで次くらい。)
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北海道の大型のオニグモ

2015年03月20日 | クモなど
北海道で見られる大型のオニグモの仲間。
アカオニグモやキバナオニグモなどの寒冷地性の種や、地衣類に擬態する種など個性があって面白い。


オニグモ 2014年8月1日 苫小牧市
最も良く見られるオニグモで、稀に室内に侵入してくることもある。
写真の個体は特大で3センチほどもあった。
外灯の横で網を張っているのをしばしば見かける。



ヤマシロオニグモ 2010年7月23日 北広島市
夏の終盤あたりから見られる。
森縁に生息しているが、人家の庭でも普通に見られる。


ヤマシロオニグモ 2011年8月20日 北広島市
あまり見られない赤みのない個体。



アカオニグモ 2011年10月7日 札幌市清田区
こちらも夏の終わりに出てくる美しい草原のオニグモ。
わりと身近に見られる。
メスは成熟すると腹部が赤くなる。


アカオニグモ 2011年8月18日 札幌市清田区
未成熟は芋の色。


アカオニグモ 2010年8月30日 北広島市
上の写真はメス、そしてこちらはオス。
オスは成熟しても腹部が赤くならない。



キバナオニグモ 2010年6月20日 北広島市
草原のクモ。
クジャクチョウなどのように、本州では高原の種が北海道では平地で普通に見られることは誇らしいことだと感じています。


キバナオニグモ 2014年5月15日 苫小牧市


キバナオニグモ 2010年7月19日 北広島市
こちらはオス。



イシサワオニグモ 2010年9月30日 札幌市厚別区
こちらも本州では標高600メートル以上の山に多いという。
北海道では普通だが、アカオニやキバナオニよりは少なく感じる。



ヤマオニグモ 2010年7月4日 江別市
黒い大きなクモ。
なかなか見ない感じ。



ヤエンオニグモ 2014年7月15日 苫小牧市
荒地に網を張っていた立派なクモ。



キザハシオニグモ 2012年7月12日 札幌市厚別区
腹部の白線が特徴的な種。
2センチ台の種を紹介している中で、本種は1センチに満たないがなかなか立派で見劣りしない。



コケオニグモ 2013年6月21日 恵庭市
林の中にいた地衣類に擬態した美しいオニグモ。
個体数が少なく見つけるのが大変。
地衣類は美しいとは思ったことがない。
しかし地衣類に近づけば近づくほどこのクモは美しく見える。
不思議な魅力があります。


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コクサグモ

2011年01月09日 | クモなど
6~9月にいたるところで見られるタナグモ科のクモ。
棚網をはりそのおくに管状の住居があって驚くとそこへ逃げこむ。網に粘りはないが1度獲物が入り込むとなかなかね抜け出せない。似た種にクサグモがいるが本種の方がよく見る。


コクサグモ 2010年5月26日 北広島市 



2010年6月18日 北広島市
オニシモツケなどの大きい葉の上で巣を張ると獲物がかかりやすいようだ。



2010年6月26日 北広島市
アカハネムシなどが引っ掛かっていた。



2010年7月20日 厚別区
森の横の松に本種の巣が大量に仕掛けてあった。
コメント (4)
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