北の森での散策日記

北海道の昆虫(主に蛾・ゴミムシ・カメムシ・ハナアブなどなど)が好きで、冬は鳥や動物を撮影しています。旧ブログ名「自世界」

20.3.26 カシワ林で糖蜜トラップ

2020年06月01日 | 春のライトトラップ・外灯回り・糖蜜

小樽市のカシワ林でミスジキリガ狙いで糖蜜トラップを行いました。(2020年3月26日)
写真:シロトゲエダシャク Phigalia verecundaria (Leech, 1897) ♂ 17:58

18:39 温度計6.9℃ 湿度58.0%


18:47 ホソバキリガ Anorthoa angustipennis (Matsumura, 1926)



18:43



18:45 飛来数はどの木も多い。



18:58 ナカグロホソキリガ Lithophane socia (Hufnagel, 1766)



19:03 シロトゲエダシャクPhigalia verecundaria (Leech, 1897) ?♀
大きめの立派なメス。

19:16 気温5.8℃ 湿度63.0%


19:19 シロフフユエダシャク Agriopis dira (Butler, 1878) ?♀



19:25 シモフリトゲエダシャクPhigalia sinuosaria Leech, 1897 ? ♀
19:03のときよりもさらにでかい。





19:36 スギタニキリガ Perigrapha hoenei Püngeler, 1914

気温5.0℃ 湿度66.0%


19:58 フサヒゲオビキリガ Agrochola evelina (Butler, 1879)
この日とても多かった。

・今回飛来した蛾(2020.3.26 小樽市 糖蜜トラップ)


シロトゲエダシャクPhigalia verecundaria (Leech, 1897) ?♀
約10mm。


シモフリトゲエダシャクPhigalia sinuosaria Leech, 1897 ? ♀
約14mm。
メスは難しくてよくわかりません。

まとめ
ホシオビキリガ Conistra albipuncta (Leech, 1889)
フサヒゲオビキリガ Agrochola evelina (Butler, 1879)
ミヤマオビキリガ Conistra grisescens Draudt, 1950
テンスジキリガ Conistra fletcheri Sugi, 1958
エゾミツボシキリガ Eupsilia transversa (Hufnagel, 1766)
ハンノキリガ Lithophane ustulata (Butler, 1878)
カシワキボシキリガ Lithophane pruinosa (Butler, 1878)
モンハイイロキリガ Lithophane plumbealis (Matsumura, 1926)
ナカグロホソキリガ Lithophane socia (Hufnagel, 1766)  3
カタハリキリガ Lithophane rosinae (Püngeler, 1906) 1

ホソバキリガ Anorthoa angustipennis (Matsumura, 1926)
ブナキリガ Orthosia paromoea (Hampson, 1905)
スモモキリガ Anorthoa munda (Denis & Schiffermüller, 1775) 1
スギタニキリガ Perigrapha hoenei Püngeler, 1914 1

キバガの一種 Gen. sp.

シモフリトゲエダシャク Phigalia sinuosaria Leech, 1897  ♀1?
シロトゲエダシャク Phigalia verecundaria (Leech, 1897)  ♂1♀1?
シロフフユエダシャク Agriopis dira (Butler, 1878)   ♂♀

ライトをやっていないのにフユエダシャク類もたくさん乱舞しメスも幹によく見られました。
多数のキリガが糖蜜に飛来するも目的のミスジキリガはなし。
しかしフユエダシャク類の大型のメスを2頭採集できたので結果オーライ。

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