いよいよ定額給付金などの財源を確保する08年度第2次補正予算関連法は4日午後の衆院本会議で成立し、定額給付金の支給が実施可能となりました。
[定額給付金の実施]
今朝のテレ朝の「スーパーモーニング」で定額給付金の使い方アンケートの結果が出てい居ました。(カッコ内の数字は2月16日調査の数字です。)
その内消費に回すと答えた人が52%(56.5%)、貯蓄するが25%(26%)、辞退する人が2%、残りが学費とか生活費などに当てる人だそうです。(前回調査では学費(8.4%)、生活費(4.6%)、その他(4.5%))
これは定額給付金の「支給を取りやめて、雇用や社会保障など、ほかの目的に使うべきだ」との意見に賛成と答えた人は78%に達したこと(読売新聞より)と考え併せると、多くの国民は現実的、そして堅実な考え方をもっているようです。
同番組では定額給付金支給「最速」の北海道西興部村で、給付金を嬉しそうに貰う村民の顔や、給付金決定を見越した各企業の販売戦略のを報道していました。
これを見ると余り評判の良くなかった給付金もそれなりの効果もあり、反政府の傾向が強いテレ朝もそれを見過ごすことが出来なかったようです。
それにしても、昨日の参院の予算委員会審議の時の民主党の平田健二さんの質問には呆れました。
質問の最初で「小沢さんの秘書問題の発言」擁護はまあまあとして、定額給付金の決着がもうついたのに、依然として麻生さんや甘利さんの給付金を貰う貰わないの発言の変化への質問を延々。
そんなことを言うならもっと有益な質問をしろと思っていたら、今度は予算とは全く関係のない石破茂さんの国会早期解散発言の追求などなど。
私がその場にいたら「引っ込め」と怒鳴りたいところでした。
それでふと思ったのでが、国会中継中にそれを見ている国民のコメントをテロップで流せば、国会審議も随分真剣になると思うのですがね。
FNNニュースによると各野党の定額給付金受給の対応は、
・(平田さん所属の民主党は給付金受け取りの対応でかなりごたごたしたそうですが、結局)鳩山幹事長名で「党所属の国会議員には、給付金の受け取りの辞退を求める」ことなどを記した通達を、27日にも出す方向で調整、一方、地方議員の対応は、個人の判断に委ねる方針
・社民党が国会議員の辞退を決定
・共産党の志位委員長は辞退を表明したものの党としての方針は決めていない
・国民新党は現在対応を検討している。
そうです。
「私の意見」
私は定額給付金は一括してより有効な使途へ変更すべきと言う意見で何度か官邸にも投書しました。
然し麻生さんはこの原案を提出した公明党の関係を重視したのか、その意志を曲げないで内閣の支持率低下に大きく貢献してしまいました。
然し私の意見の正否はどうであれ、国として決まったことであり、政府が期待するような経済効果を上げるためには、その希望通りに貰った給付金の全額をそのまま何かに使う積もりです。
私の場合は20,000円になりますが、いくら年金暮らしといっても、幸か不幸か大した金額ではないので、何に使うか深刻に考え込むほどのものではありません。
貧者の一灯ですが分相応の国への貢献をする積もりです。
野党の人達も今までの経緯や、それなりの意地や世間の評判もあると思いますが、辞退して国庫の負担を減らすよりも、僅かでも国内消費の増加と言う当面の経済効果のあるやり方に協力してはどうかと思うのですが。
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