普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

菅さんの後任は

2011-06-07 11:25:47 | 菅内閣
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 菅さん退陣の近いかとの観測から次期総理は誰かの報道がマスコミに流れています。
 私も産経新聞のポスト菅の行方の記事の記事を一部引用して考えて見ました。
・前原さん
 彼の強みは各種世論調査で「首相にふさわしい人物」として上位に位置することだ。
 個人的な話ですが、昔代表になった前原さんに、自民党内閣を攻撃するときに、喧嘩上手な人を立てて、代表が絶対に前に出ないようと投書したことがあります。
 事実はガセネタ問題で彼も攻撃の前面にたったため辞職を余儀なくされました。
 それ以来彼のこと注意して見ていますが、民主党内閣の国交大臣として、民主党の公約だからと公共工事を停止して経済の沈滞を招き、八ツ場ダムの工事停止を指示、後任の大臣から撤回をされるなど、少し軽いところがなくなってないようなのが欠点です。
・枝野さん
 その前原氏を上回る人気。前原氏率いる凌雲会に属し、閣僚経験からも前原氏の後塵を拝してい。
 官房長官として政権の中心にいた人が、菅さんの後任になるなど鳩山・小沢グループが承知するでしょうか。
・岡田さん
 大連立志向だが、首相と二人三脚で「反小沢」路線を徹底させた上、融通の利かない性格もあって、小沢グループだけでなく、反小沢勢力からも煙たがられている
 岡田さんの性格から、菅さんが辞めるときは自分も責任を取る言って居ますので菅さんの後任にはならないと思います。
 然しブレ捲くる鳩山さん、菅さんを見たあとなので、頑固な岡田さんの出番も期待したいのですが。
・仙谷さん
 自民党の大島理森副総裁とのパイプを生かし、大連立にひた走るが、問責決議を受け、今年1月に官房長官を退いた経緯から、「仙谷代表」を望む声は自民党内にほとんどない。
 前のエントリーで、江戸城を無血開城に導いた、山岡鉄舟、勝海舟、西郷隆盛のような人の出現して欲しいと書きましたが、仙石さんが首相に足りるか否かは別として、仙石さんはこのよな策士には相応しいような気がするのですが。
・野田佳彦財務相
 自民党とも組みやすく、温厚な性格から小沢グループ内にも敵は少ない」というのがもっぱらの評判だ。ただ、財政再建派として知られ、増税路線に傾きがちなのが、増税に否定的な小沢グループにとって玉にきず。
 彼のことは良く知らないので記事の紹介に留めて置きます。
・玄葉さん
 政調会長として関係から党内融和にこれまでも努めてきたのが、党内基盤がないのが弱点だ。
 報道によれば彼は自民党の石破さんと政策調整をしていたそうなので、自民党と組む時は仙石さんと同様に彼は首相に足りるか否かは別として、連立内閣の中心となるべき人と思います。
・原口さん
 なお産経は小沢系の人として原口さんを上げ、「求められれば逃げない」と語るがグループ内の支持は得られていない。としています。
 原口さんに就いては民主党の有田芳生さんがツイッターで豹変能力と信念。原口一博さんは不信任案に「反対」→「賛成」→「反対」。民主党の某人物「朝昼晩、3人の原口がいる」。松木謙公さんはあくまでも「賛成」を貫いた。「オレが」とあたかも自分の行為が菅首相を追い込んだと自己アピールする政治家が何人も。と書いています。
 私はある程度期待していた、原口さんのためにも最近の政局に就いての余り喋り過ぎの多いのを心配していました。
 そして彼の不信任案採決前と後の180度変わった発言に驚きました。
彼に幾ら意欲があっても声は掛からないような気がします。
・小沢さん
 今の所どのマスコミからも彼の名が出ません。
 私も余程のことの無い限り彼の出番はないような気がします。
 もしあるとすれば主要閣僚ですが、果たして。
・国民新党・亀井さん
 私は彼が民主党にも自民党にも大きな絆を持っていること、同じ与党であること、彼が復興本部などで自民党にも協力を働き掛けていきさつ。政界、国務大臣の経歴、小沢さんを座敷牢から出せの発言などから党外からの起用には最適の人物と思います。
 唯一の問題は彼は積極財政派で菅さんの今の路線と違うこと位でしょう。
・自民党の石破さん 私は不信任案提出に慎重姿勢を取ってきたこと、玄番さんとも政策調整をしてきたこと、政界、国務大臣の経歴、安全保障、農村問題などの豊富な知識と経歴を持っているので、自民党から出すのなら彼が最適と思います。
 識者からもネット上でも彼の人気が高い様ですが、党内から彼推薦の声がでないのは何故でしょう。
・谷垣さん
 谷垣さんは総理大臣として祭り上げられ、そしてそれに彼が甘んじるのならともかく、難しい連立内閣を束ねて行くのは少し荷が勝ち過ぎているような気がします。
 これだけ名前をあげて見ましたが何とか成りそうなのは、亀井さんと石破さんのような気がするのですが、この二人が首相になるには、民主・自民の内部に相当のエネルギーが無ければ実現性の可能性が少ないのは残念です。
 もう一つの問題は、小沢グループから首相は勿論、主要閣僚に参加する可能性は少ないこと、そして小沢さんが依然として政局の一方の中心な居り、誰が首相になっても新内閣の足を引っ張りそうなのは残念です。
 私は不信任案提出のときから、菅さんを降ろすのなら後継者の名を上げるべきで、亀井さんの言う興本部のような特定分野での野党の協力の必要性を書いてきたのですが、どうなることでしょう。

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