昨日の「たかじんのそこまで言って委員会」の紹介記事で、不信任案の採決前後で真反対の発言をした民主党の原口一博さんと、その反対に最後迄賛成票を入れた松木謙公さんが出ると言うので、元レギュラーの原口さんと問題の人の松木さんに、番組やレギュラーの人がどう対応するか野次馬根性で同番組を見ました。
何故なら同番組はゲストや他のレギュラーの意見が気に入らなければ、レギュラーの人達へ遠慮会釈無しの突っ込みを入れるからです。
原口さんに就いて
・最初の登場者の紹介で、松木さんは信念を貫いた男の中の男、原口さんに対しては私も取り上げた民主党の有田芳生さんのツイッターの「豹変能力と信念。原口一博さんは不信任案に「反対」→「賛成」→「反対」。民主党の某人物「朝昼晩、3人の原口がいる」の言葉を紹介して男を下げた人として紹介されました。
司会の辛坊治郎さんも「逆風の中に番組に参加してくれた原口さんの度量の大きさに感謝しています」と言っていました。
・同番組で目立ったのは、レギュラーからの「次の選挙で民主党が刺客を立てられたらどうするか」の松木さんへの質問に対して、原口さんが「次の選挙には彼を民主党に復帰させるので」で接待にそう言うことはさせないの発言に就いて他の人達からはノーコメント。
・もう一つは次の首相は誰が良いかの質問に「俺がやる」との彼の発言は「ほう!!」声が出ただけで、司会者やレギュラーからのコメントはなし。
多分レギュラーから見れば菅・小沢両氏の代表選からの原口さんの政局に就いての発言、特に不信任案の際の発言のブレで民主党内での彼の影響力が如何に下がっているのを知っているが、元レギュラーの誼で敢えて突っ込みを入れなかったのでしょう。
・番組放送当日の原口さんのツイッターです。
「照る時もあれば降る時もあります。幸運に恵まれている時でも気を緩め油断や驕りが生まれれば事は為せません。厳しい逆風を浴びても心を折らず懸命に為すべきを為すならば自然に道は拓けてきます。ひるまず怖れなければ、人の有難さ、志の素晴らしさを知る機会に変えることもできます。」
この記事を見ての私の勝手な解釈ですが、原口さんはこの元レギュラーの番組でも、彼の発言力の低下と言う、厳しい現実を彼なりに感じ取ったのかも知れません。
・某雑誌で、自民党の石破さんが「自民党内でも敵ながら天晴れと思っている人として、前原さん、野田さん、玄番さんたちと共に原口さん」の名前を挙げている」と言う記事を見ました。
・私は原口さんに就いては、小沢さんが幹事長のとき、地方から陳情の窓口を幹事長室一本化の質問に対して、前原さんと共に「私のところでは地方からの陳情を自由に受け付けています」の発言に感心した記憶があります。
原口さんは野田さんや玄番さんのように、政策に関する発言はしても、これらかどう転ぶか判らない党内事情やねじれ国会など考えて、政局に関する発言は控えたら良いと思うのですが。
松木さんに就いて
・レギュラーからの「今回の不信任案で小沢さんから裏切られたようだが彼に対して今どう思っているのか」の質問で今も小沢さんを尊敬していると言っていましたが、私は人前では言えずとも、小沢さんに対して何らかの不信感をもっているような気がするのですが。
・「何故反菅なのか」の質問に、「松木さんは4年間は消費税増税をしないなど、民主党のマニエェストに反することばかりやっているからだ」と言っていましたが、三宅さん以下のレギュラーの今までの民主党公約批判は全くでずに聞きっぱなしに終わりました。
時間の制約もあったかも知りませんが、もう少し突っ込みがあれば、今民主党内で大問題になっている福祉と税の一体改革の説明になると思ったのですが。
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