普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

外国人参政権を認めよと言う朝日の社説

2011-12-06 17:14:10 | 情報、マスコミ
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 4日の朝日の
政治を鍛える 自治―「自分たちで決める」が原点だと言う社説を見て一言書こうと思っていましたが、なにかと取り紛れて今日になって仕舞いました。
 私は朝日の社説は余り評価しない方ですが、基本的には是々非々の立場ですので、この社説の良い所は良いと書いて置きます。 (括弧内は私の意見)
・議会を変えよう
まずは議会だ。落選したときを考えれば、一般の勤め人は出にくい。だから自営業など一部の職種の議員が居並び、住民構成とかけ離れた議会になる。住民は関心を抱かず、不信感を募らせる悪循環に陥っている。
 会議を夜に開くなどの工夫はもちろん、職場の仕事と議員活動を両立できる休職制度や、議員が議席を持ったまま首長選や国会に挑める制度などの仕組みを整えよう。 (賛成)
・有権者の間口も広げよう。
 若者に地域のことを考えてもらうため、地方選挙権は16歳から認める。 (反対。世の中とかけ離れた半密閉状態の学校で、特に中には日教組などから教育を受けた人達は、まともな判断は出来ない。教師の指導で反国家、反国旗運動に参加する生徒もいます。)
 永住外国人にも地方選挙の投票権を与えよう。「日本国籍をとればいい」という反対論も根強いが、地域の一員として暮らす人々を排除しないことで、多様な意見が行き交い自治が豊かになる。 (反対。後記)
・もっと住民に聞こう
 住民投票制度も進化させる。投票ごとテーマごとに条例をつくるのでなく、あらかじめルールを決め、一定数の請求があれば実施する常設型を増やそう。全国で40余りの自治体が導入しており、岩手県奥州市、愛知県高浜市などでは永住外国人にも投票権を与えている。 
 また、首長と議会が対立したら、住民投票で決着をはかるのも一案だ。名古屋市のように首長と議会の激しい対立にエネルギーを費やすより、その両方を選んだ住民の判断に委ねるという発想だ。
(住民投票制度は良いが外国人への投票権付与は反対。)
[私の意見]
 朝日は「多様な意見が行き交い自治が豊かになる」と言いますが、その朝日の言う理想的な形が、現在の民主党政治です。
 何しろ日教組や旧社会党の出身者から、自民党でも最右翼と言われてもおかしくない人がおりその多様な意見のために、党内だけでさえ政治が停滞しています。
 それで独裁が必要と言う橋下さんが歓迎されています。
 考え方が皆同じでも困りますし、独裁でも困りますが、少なくともある点では共通した意識を持たねば前に進みません。
・それは日本と言う国を愛していること。
・それで何よりも何が日本のためになるか否かで判断すると言う尺度をみな持っていること
・日本のためよりも、極端に言えばオーム真理教信者のように自分の特定思想に殉じる人では困ること
 その点から言えば外国人の中には自分の住んでいる日本より自国を愛している人も多いと思いますし、それは悪いことではありません。
 然し日本としてはそんな人が投票権を持って日本の行く末を決めるようなことを、愛する自国のためにその権利を行使して貰っては困ります。
 これから先は誰でもが言うことですが、たとえ投票権を地方自治体に限るとしても、今大問題になっている普天間基地や、原発立地やその停止か再開かで、いかに日本政府がどう思っても地方自治体での首長が首を立てに振らねば一歩も前に進まないことをみても、外国人が投票権を持つことが大きな問題であることが判ります。
 それと外国人の団体を自分の選挙のために利用しようとする人達がいるからです。
 前の衆院選で、外国人の団体へ選挙の協力を訴えだ民主党、そして韓国まで言って外国人参政権付与を約束してきた政治家。
 そして少数党ながら組織的にその運動を拡大しようとする人達。
 そのような人達に取って今まで選挙権の無かった人達がそれを持つことは大きな意味があると思います。
 詰まり少数の人達や少数政党やグループの人達がその動きで、実は少数派の民意を多数派の民意のように拡大して見せるとが出来るからです。
 一部の外国人に取っては、日本のことはどうでも良くて自分さえまたは母国さえ良ければとして少数派の意見に載せられる可能性が大きいからです。
ツイッターで見た武雄市のがれき処理反対の人の代表的な意見です。
 九州に住んでいる私がどうしてこんなに必死にがれき受け入れを拒否しているか。それは「被災者を助けたい」からだ。食べ物や空気で見殺しにされようとしている人々を助けたい。 (論理が通っていませんがそのままコピペしました。本人はがれき処理に反対しているのは反原発の一環だと言いたかったのでしょうか。)
 私は余りにも彼らのがれき処理反対のツイッターの多さに見かねて、次のような返事を書きました。
 武雄市のがれき処理反対をしている人達へ、このツイッターで東北の人達へ、たとえ許容範囲の放射能でも日本中に拡散させないために、あなたたちで頑張って処理してくれと言えますか。
 前のツイッターの人のその前のコメントです。
 東北関東に住んでるママさん達本当に辛いと思う。子供に外遊びもさせられない、好きな物を自由に食べさせられない、どこか遠くに避難したくても旦那さんに言い出せなかったり、理解してもらえなかったり。子供を守りたい!って気持ちばかり膨らんで。心の中で「ごめんね」って言ってるよね…辛いよね。 (これは筋が通っています。)
 どうでしょう。このような人達だったら、そして前記のように特定国をより愛していなければ、そして特定思想で動いてなければがれき処理反対の人達も賛成の人達も話し合いの余地があると思います。
 そしてもう一つの問題は私のように、サイレント・マジョリティーの人達がツイッターでも政治でも中々声を出さないことです。
 だから日本の政治が声の大きい少数派のために前に進まないのです。

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