1/48 ハセガワ 流星改「フォールディングウィング完成
色々修復が大変でしたが完成しました。
折り畳み主翼の支え用”棒”は、ホワイトメタルの部品が付属していましたが、結構柔らかく心配だったので、真鍮棒で作り直しました。
固定の瞬間接着剤のせいで白く濁ってしまいました
尾翼の偏流測定線はデカールではなく塗装で描いていますが気持ち太いような、ほんの少しですが。
排気管と機銃口、オイルクーラー付近は、ピグメントで控えめに汚しています。
定着液を使っていないので、消しゴムで消すことができます。
機銃口と排気管はどちらも開口していますが、この程度のアップでは判りません。
機内色にAKインタラクティブの「RC306 INTERIOR GREEN」を使いましたが、実はファレホの「71.010 Interior Green」とほぼ同じなのです。
ファレホのほうが若干茶色が強いような、塗ってみると光の加減で同じに見えます。
エッチングパーツで胴体側面の引き出し式の足掛けなど何点かあったのですが、取り付けは断念しました。ある程度削ったりしなければならないので、せっかくきれいに仕上がった機体がもったいなくて。
魚雷の框版はなんとなく木の板の感じが出ているかと思いますが、少し茶色が強かったようです。
キャノピーはいつものことですが、塗料やボンドの回り込み、はみ出しがあります。
固定してから塗装するためどうしても出てしまいます。
アンテナ支柱の塗り分けが、キャノピーの中と外で違ってしまいました。
最初ブラウンで塗ってキャノピーを固定してから、外の部分は機体色で塗ってしまったので、はっきりとわかる違いが出てしまいました。
主翼折り畳みの断面部分のエッチングパーツは、何度も削ったり剥がれて付け直したりの繰り返しで、ずいぶん汚くなってしまいました。
とてもアップには耐えられません。
今回は、褪色表現と墨入れ、最後にピグメントで部分的に汚し、これだけなので、比較的きれいに仕上がったと思います。
流星は写真などの資料が極端に少ないので、判らないところだらけでしたが、逆に好きなように勝手に解釈して作ることができたので、苦にはなりませんでした。
あの主翼大修復が無ければ結構楽しく作れたかもしれません。
以上、流星改 完成です。