1/72 Octopus & Ark Models Blackburn Skua 製作
Ark Modelsのキットを仕上げていきます。
2色迷彩を塗り分け、マスキングテープを剥がすと、やはりテープと一緒に剥がれてしまいました。
組み立て前に中性洗剤で洗い、サフも一通りかけていたにもかかわらず、この塗料の食いつきの悪さはホントに呆れます。
今更文句を言っても始まらないのでいつものように修復です。
1500番と3000番でペーパー掛けして塗りなおします。
微妙に痕が残っていますが、もう気にしていられません。
細かいところは細筆でタッチアップして終わり。
このキット、組み立て説明図は1枚だけ。
ロシア語と英語で何やら注意書きとこの機体の説明が載っています。
1/72スケールのキットなのに、「SCALE 1:48」!・・ いい加減ですねぇ。
裏面も1枚、簡単な組み立て図と塗装の説明がありますが。
色の指定は、Dark Earth とか Dark Green、Skyとか何種類か載っていますが、どこに何色とかの指定も無し。迷彩の塗り分け図らしきものは、左側面のみ。
デカールは1から9まで番号が付いていますが、機体のどこに何番かは書いていません。
自分で資料を収集して調べながら作りなさい、ということなんでしょうね。
このキットもやはり主脚の取り付けがよくわかりません。
なので、それ以外を仕上げてしまうことにします。
クリアコートして軽く墨入れをして、2機並べてみました。
同じスケールの同じ機体とはとても思えません。
左が Octopus製、右が Ark Models製、「似て非なるもの」はちょっと言い過ぎかもしれませんが。
主翼の形状、水平尾翼の大きさ、キャノピーの大きさ、カウリング付近の形状、どれもこんなに違っていいのか、というレベル。
デカールを貼り、もう一度クリアコートして、簡単にウェザリングします。
上面を油彩でフィルタリング、下面は墨入れをふき取るだけで結構汚くなったのでそのまま。
タミヤカラーの X-19 スモークを薄めて全体に吹いて、最後につや消しクリアーをかけてほぼ完成です。
アンテナ支柱は1mmの真鍮線を先端を尖らせてキャノピーに固定、アンテナ線は、ファインリギング 0.082mm を、垂直尾翼に埋め込んだ0.3mm真鍮パイプから引き出した0.1mmワイヤーに作った小さな輪に通して張っています。