ユネスコの世界文化遺産に「明治日本の産業革命遺産」が登録される見通しとう記事で、今朝の新聞一面が埋まっていた。喜ばしいことだ。熊本では三池炭鉱や三池港、熊本県宇城市三角の三角西港などが含まれている。6月28日からドイツのボンで開かれる世界遺産委員会で最終的に決まることになる。嬉しいニュースだ。
今日5月5日は子どもの日、晴れ渡った五月(さつき)の空に沢山の“鯉”が泳いでいる。東北大地震の被害地では“青い鯉”が700匹。小国町杖立温泉を流れる杖立川をまたいで3700匹の鯉のぼり。ただただ壮観だ。今朝の散歩道でも、庭先やマンションの窓べに小さな鯉が何匹も泳いでいた。
いくつもの思い出がある端午の節句。
老人夫婦のわが家でも花のついた菖蒲とヨモギが小さな白い花瓶に飾られた。菖蒲に花が咲くのは珍しいことだと花やさんが話していた。お座敷の掛け軸も鯉のぼり絵に替えられた。端午の節句はいくつになっても楽しいものだ。菖蒲湯に浸かるのも楽しい行事の一つ。
ところがこの日は“うちの奥さま”の父親の一周忌。子や孫とその連れ合い、曾孫や親類縁者までが一堂に集まった。そのためこの日の菖蒲湯はお預け。明日は一番に菖蒲湯に浸かることにしよう。もちろん花のついた菖蒲が湯船に浮かんでいることだろう。楽しみなことこの上なし。