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おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

ショウブの花

2015-05-06 16:07:05 | 日記

5月5日は「子どもの日」。以前は「端午の節句」「男の節句」ともいい、その日は菖蒲(しょうぶ)を煎じて飲んだり、蓬(よもぎ)を軒につるして粽(ちまき)を食べたりしていたそうだ。

このごろはずいぶんとこの風習も廃れてきたようだ。我が家のように菖蒲の葉と蓬を活け居間に飾る。菖蒲湯につかるなど、ささやかに男の子の生長を願う行事がほそぼそと続いている。節句には鯉のぼりも欠かせない。都会で大きな鯉幟を見る機会はずいぶんと少なくなった。だが、男の児の生長を願う親の気持ちはまったく変わらない。ささやかに小さな鯉のぼりが窓辺を飾っているのも、町の風物詩となっている。

ところで、昨日のブログに「菖蒲の花」は珍しいと書いたが、少し気になり「菖蒲」について改めて調べてみた。

ショウブ(菖蒲、Acorus calamus)は、池、川などに生える単子葉植物の一種。薬草、漢方薬としても用いられている。茎は湿地の泥の中を短く横に這い、多数の葉をのばす。葉は左右から扁平になっている。花は目立たない黄緑色の肉穂花序で5月ごろに咲く。ハナショウブとは全く異なる。と。

花屋さんは珍しく花のついた菖蒲と話してくれた。齢80にして我が家の居間に、今年始めて花のついた菖蒲を飾ることができた。何かいいことがありそうだ。

「菖蒲の花」。間違いではなかったこと、うれしくなった。もやもやが突然去って行った。