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口永良部島の新岳で爆発的噴火

2015-05-29 10:34:22 | 日記

火山列島日本。火山の活動が活発になっている。今月6日に箱根山に火口周辺警報が出された。熊本の観光地、阿蘇山では昨年11月から噴火が続いていて、火口周辺の立ち入りができない。観光県熊本にとっては大打撃だとある。

時がたつにつれ箱根山や阿蘇山の噴火のニュースは少なくなっている。終息したかと少し安心していたところに、口永良部島の新岳(標高626㍍)で爆発的噴火があったとニュースが流れた。

噴煙は一時高さ9000㍍以上に上がり、火砕流は海岸まで達したという。この爆発的噴火により警戒レベルは5段階のうち「レベル3」(入山規制)から「レベル5」(非難)に引き上げられ、全島民が町営フェリーで12㎞離れた屋久島に避難したという。ただ、新岳のすさまじい噴火で島民に犠牲者が出なかったことにはほっとした。

気象庁の発表によると「今後も爆発力が強く規模の大きい噴火の可能性があり、噴火は長期間にわたる」とあり、島民の避難も1年を超える長期間になることが考えられる。三宅島の大噴火では、全島民の避難生活が3年に及び大変なご苦労をされたと記憶している。

避難された島民の方々に心からのお見舞いを申し上げたい。

一方、鹿児島桜島の噴火回数は今年に入って600回を超えたそうだ。噴石の飛散や火砕流発生の恐れがあるとして気象庁は警戒を呼び掛けている。降灰による被害は相当なものがあり、原発の再稼働で揺れる薩摩川内に勤めのある娘の話では「風向きによってここまで灰が降ってくる」という。

天変地異、自然災害はとても恐ろしい。それを避けて通ることは不可能なこと。もし、阿蘇山で巨大噴火が起きたらと心配でならない。その被害は九州全域に広がるという。台風や地震、津波や火山の噴火などあってほしくない。災害はここにはこないでと願うのはわがままだろうか。