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梅雨の走り(つゆのはしり)に

2015-05-19 19:45:20 | 日記

雨の日が続く、梅雨の走りというのだろう。

梅雨入り前の5月-6月ごろ、梅雨に似た天候がみられることがあり、これを走り梅雨(はしりづゆ)梅雨の走り(つゆのはしり)、あるいは迎え梅雨(むかえづゆ)と呼んでいる。

九州北部が梅雨入りするのは例年であれば6月5日ころ、昨年は6月2日に梅雨入りしたそうだ。

梅雨の季節はうっとうしい。水害や土砂崩れなどの災害が多発することが心配される。老人夫婦にとって地震や火災、台風は怖いが、雨もまた鬼門だ。早いこの時期に、雨に対する対策を考えておくこととしよう。もちろん避難場所も知っておくことが大切だ。

今年7月には傘寿を迎える。80年にわたる長い人生で、たびたび大水害を目にしてきた。思い出すだけでも怖いの一語に尽きる。

昭和28年の門司の大水害。当時山津波と呼ばれた土石流が町を襲った。死者は250名を超えたと記憶している。昭和53年の長崎大水害。長崎市の観光名所「思案橋」の暗渠が空高く舞い上がった。死者の数は数え切れないほどだった。

最近では、昨年、8月15日から20日にかけて広島を襲った大雨と土石流。悲惨だった。死者34名、行方不明者31名、負傷者23名、住家全壊8棟、半壊12棟、一部損壊26棟、床上浸水37棟、床下浸水102棟などの大きな災害が伝えられた。今にしてこの大災害とは、思いもつかない出来事だった。

気候変動の影響か、あるいは台風6号の影響か。それにしても例年梅雨入りが5月9日ころの沖縄で、未だ梅雨入りしていない。日本で梅雨がないのは北海道だけと言われる。沖縄もその仲間となるのかとシャレ一つも言いたくなるが、水不足が大変心配されていると現地の新聞が伝えている。

あと数日で梅雨入り。嫌いな梅雨だが避けては通れない。残り少ないこの人生で、これから何度、嫌な梅雨を経験することだろうか。