毎日が日曜日・でも多忙です!

おかげさまで、毎日を元気に楽しく過ごしています。普段の出来事、思いつくことなどフリーの立場で記録したいと思います。

晩酌よりもホタル見物

2015-05-25 21:15:37 | 日記

今日は休肝日と宣言した。

1日3食、料理上手の“うちの奥さま”の手料理で、毎日決まった時間に食事をとる。夕食時には、晩酌を欠かしたことがない。5勺の焼酎をお湯で割って飲む。これが楽しみでならない。奥さまも少しだけ私につきあう。わずかな会話が弾む楽しいひとときだ。

ホタルの季節。その情報が次々と入ってくる。御船町の御船川、菊陽町の矢護川、阿蘇地方のホタルもにぎやかだという。毎朝の散歩コースにもホタルの出る場所がある。熊本の江図湖では夜になると街頭の灯りをホタルのために小さくしているという。

朝の散歩コースの一つ、熊本の水がめ八景水谷(はけみや)公園は「源氏ボタル」の里とある。立田山の万石川にもホタルが出るが、ここのホタルは「ひめホタル」。

今日あたりが絶好のチャンスと捉え、大好きな晩酌は名残惜しいが今夜はやめにし、八景水谷(はけみや)公園にホタル見物に出かけることにした。そのために今日の晩酌はお預けにして、普段よりいくらか早く夕食をすませた。

“うちの奥さま”と連れだって家を出た時はまだ明るい。真っ赤な夕日がとても美しい。休肝日の効能の一つだろう。八景水谷公園までは片道約3㌔はあろうか。かなりの距離だ。

公園の中ほどにホタルの案内板が出ていた。

  

素人の浅はかさ、そこにホタルがでるだろうと暗くなるのをじっと待っこととした。だが、いつまでたってもホタルの姿は見えない。「まだ時期が早かったのでは」と奥さまがいう。8時近くになったが、ホタル見物らしき人は一人もこない。夫婦二人で淋しい限りだ。

しびれを切らし、園内を1周してみることとした。公園の一番奥に水が湧き出す池がある。よくみるとホタルが一匹飛んでいるではないか。しばらく待って見ることとした。するとホタルがだんだん増えてきた。まるで幻想の世界が現われた。嬉しくなった。観客はただ二人だけ。幸せだ。暗闇の中で思わず奥さまと顔を見合わせた。

明日は大好きな晩酌が待っているだろう。ホタルの話で会話も弾むことだろう。