【ポンポンデージー。花を次々咲かせるのは難しいですね。】
昨年e-Taxによる申告をした。しかし変則的であった。
国税庁が宣伝しているe-Tax。全てがネットで出来ると
思いきや、変則的な方法がある。私はそれに該当だ。
私はサラリーマンである。勿論、年末調整済みである。
家は果樹農家である。農業収入は私の収入となる。
だから、確定申告をする必要がある。《当然、青色申告だ。》
普段から農業関係の支出はPCの日計簿に入力している。
日計簿の領収証も領収証綴りに日別に添付している。
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我が家は統轄の農業協同組合の青色部会に当然加入。
ご近所さんも大抵は加入しているはずだ。
特典といえば、組合勘定という通帳への販売収入。
賦課金・肥料代・農薬代・農具代を始め支出も科目別に
営農取引明細票を作成してくれるのである。
それを私の作成した、日計簿からの科目別集計表、つまり
金銭出納帳科目合計に青色申告支援システム科目を合計。
そこから営農に該当しないのを減。システム修正として
たとえば、租税公課の科目の合計を算出。
この金額が決算書の租税公課への転記金額とするのだ。
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減価償却の計算方法も昨年から変わった。
しかし、国税庁のHPの減価償却欄へ打ち込むと
微妙に金額が違うのものが出てくるのである。
農協と税務署はこの辺も協定を結んでいるらしく
減価償却計算も県農の事務センターへ委託。
その一覧表を添付して提出でOKらしい。
昨年、営農指導員にこの微妙な金額の差を質問したが
全員「申告相談の日に尋ねてください。」の返答だった。
そして、昨年決められた申告相談日に出かけ税理士に
収支報告・申告書を見てもらうことなくe-Taxを選んだ。
税務署からe-Taxの専門職も来られていたが
ネットとPCの調子が悪く3時間も掛かったのだ。
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おまけに確定申告のみがe-Taxで、収支報告・減価償却・
源泉徴収票・医療費明細書は別封筒で税務署に
送付することとなった。おまけに送付料金は自己負担。
でも、これでもe-Tax申告ということで5,000円還付。
今年は5,000円還付も該当しない。《昨年適用されたから。》
どうしようと考えていたが、、、。
税務署からは確定申告書が送られて来ないのだ。
理由は簡単。昨年e-Tax申告したからだ。
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農協からは、申告相談日の日は2・3日前にしか
連絡は無いのである。《合併してからすごく不親切だ。》
今はとり合えず、紙ベースでもデータでも申告できるように
PCに打ち込みデータを両方保存する方法で準備。
営農取引明細票作成費用・減価償却システム作成料金。
青色部会会員はかなりの額を農協に支払っている。
e-Tax。青色部会の加入者には良いか、悪いか今は不明。
勿論、e-Tax申告はほんの一握り。殆どの人は手書きだ。
申告という言葉さえ、嫌な農家の人には深刻な季節だ。
【我家の最大の収入源の柿畑。4月には新梢に蕾をつける。】