本年も大変お世話になりました。
おかげさまで、この一年もなんとか終えることができそうです。
本年中に賜りましたご支援やご厚情に対しまして、改めて御礼申し上げますとともに、皆様がまた末広がりの幸い多い新年を迎えられますよう心よりお祈り申し上げます。
ありがとうございました。
引き続き、当法人をどうぞ、どうぞよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人なごみ
認知症高齢者グループホームは原則として毎年度、外部機関による「外部評価」を受審することが義務付けられています。
事前に提出する自己評価書の冒頭に、ホーム管理者が書く「事業所が特に力を入れている点・アピールしたい点」という欄があるのですが、これが限られた字数の中で四者四様に自施設を表したとてもいい文章なので、転載しておきます。
〇グループホームぽらん気仙沼
利用者一人ひとりの個性をすべて受け入れ、各人の自己実現に向けて支援できるよう職員が不断の努力を続けている。
利用者と職員の関係性が近く、お互いを尊重しながら自立支援を行っている。また、職員間も同様で、お互いを認め、大切に思い合いながら共働している。
認知症キャラバンメイト研修受講者が複数名おり、認知症サポーター養成講座を開催して認知症に関する情報を地域に対して発信している。
代表者は妊娠中、産休、育休等職員の勤務時間や内容等について、様々な条件を受容するための職場環境の整備と意欲向上への支援に努めている。また、職員のキャリア形成にも力を入れている。
〇グループホームぽらん(社会福祉法人千香会)
同一敷地内に姉妹法人の小規模多機能型居宅介護施設とグループホームが併設している。普段から行き来しており、交流を深めている。災害時においても協力・連携体制が整っている。
当施設では利用者様ができることに対して、役割を分担し活躍できる場の提供と実現を常に意識している。食事の準備や後片付け、洗濯物干しや洗濯物たたみ、縫物では雑巾縫い等の機会を作り、それを職員の見守りや共に行うことで、アットホームな雰囲気の中での生き生きとした生活につなげている。
〇グループホームポラーノ
「穏やかな時間を共に過ごし、その人らしく、ありのままを受け入れます」をホーム理念に掲げ、職員全員が利用者様一人ひとりの気持ちに寄り添うことによって信頼関係を築き、お互いを尊重できる関係性の維持に努めています。自宅で過ごしていた頃と同じような生活環境の提供を心がけ、利用者様がやりたい事、達成感を得られる活動を考えて取り組んでいます。
ホームの近くに川が流れており、桜並木があって散歩するには最適の立地条件であり、また、散歩を通して近隣の方々との関係を築くことができています。家族様や、馴染みの方々との関係が途切れないよう、できる限りの支援を行っています。
〇グループホームポラーノの杜
利用者様が、入居前の生活と変わらない安心した生活が送れるよう、職員は要望にお応えしながら支援に努めている。家族様には離れて暮らしていても安心していただこうと、毎月、写真付きで日常の様子を伝えるお便りや電話連絡を行っている。
日々の生活の中では、ホーム内の清掃や食事の準備、後片づけ、洗濯などを利用者様と職員が一緒に行い、残存機能の維持向上や達成感、やりがいを感じていただけるよう工夫と努力を重ねている。小正月のまゆだま飾りや七夕、クリスマスツリーなどを季節ごとに食堂ホールへ飾り、それを通して利用者様が過去の体験などを話し職員と共有することで、一層交流が深まり、アットホームな雰囲気が醸成されている。
「そして八月三十日の午ごろ、わたくしは小さな汽船でとなりの県のシオーモの港に着き、そこから汽車でセンダードの市に行きました。三十一日わたくしはそこの理科大学の標本をも見せて貰うように途中から手紙をだしてあったのです。わたくしが写真器と背嚢をたくさんもってセンダードの停車場に下りたのは、ちょうど灯がやっとついた所でした。」
宮沢賢治「ポラーノの広場」より
センダード駅に隣接する高層ビル内のクリニックでの人間ドックを終えた僕は、商業ビルの自由通路の飾られた大きなツリーに見送られるようにして帰路についた。
パルコ前のものも撮影するつもりだったが、あまり美しくなかったので、ホテルメトロポリタンのロビーまで足を延ばし、そちらを写真に収めている。
「クリスマス・ツリー」(1968年)、悲しい映画。
グレーのスーツにキャンディ・ストライプのシャツ、レジメンタル・ストライプのタイ
足しげくライブに通った(いや、皆勤した)ブルー・トニックのテレビ番組出演時の映像が最近再度、違法アップロードされているのに気付いた。
何度か書いたが、1984年の後半はブルー・トニック&ザ・ガーデンのライブへ着飾って踊りに行くのが最高の楽しみだった。ひょっとすると、生涯で一番楽しかったのかもしれない。
バンドはその年の暮れにわずか半年で解散、87年にバンド名をブルー・トニックと改め、メンバーチェンジも行なって再デビューする。ライブ会場が渋谷から六本木や芝浦に移ったせいもあって、メンバーも客もさらにおしゃれになった。
結局、二枚のスタジオ録音アルバムと12インチシングル2枚、それに解散ライブを収めたライブアルバムを残してブルー・トニックは89年4月に解散する。
僕らは一つのバンドが始まる前から終わりまでを見ることとなった。
リーダーだった井上は現在、ソロ活動のかたわら佐野元春や布袋、桑田佳祐などのバックでベースを弾いており、スタジオミュージシャンとして、サポートメンバーとしてひっぱりだこの存在だ。たまにテレビで見かけると、同い年だけに、ちょっと嬉しい気分になる。
後ろにしっかり居る
今年もまた人間ドックを受検した。
昨年と同じ日に設定したことで、データとしては確実この上ない。
県都のJR駅に直結する高層ビルにテナントとして入居しているこの最新のクリニックは、システムもホスピタリティも面白く、学ぶことも多々ある。
とはいえ、健康に留意することが、ゴルフやカラオケと同じくらい「ロックじゃない」イコール、ダサい、とひそかに考えている僕が毎年、きちんきちんと人間ドックを受検するにはそれなりの理由がある。
ご存知の方も多いと思うが、経営者の多くは自身に万が一のことがあった時のために、銀行借入残高を目安にした経営者向け生命保険に加入している。
その保険は大半が年々保障額が目減りして行くため、借入額が思うようにシンクロせず減らなかったり、逆に事業が拡大して借入額も増えた場合などは本数を追加することになる。
その加入に際して、保険会社の事前査定を健康診断か人間ドックの結果表扱いとすることができるのだ。
自分のためでなく、いわば周囲のため、と思えば我慢できることもある。
この一年、食事量の調整や毎日のウォーキングなど、自分なりによく努力した。いい数値が出てくれることを心から願う。