このたびの東日本大震災で被災された多くの皆様へ、謹んでお見舞い申し上げます。
大震災直後から、たくさんの支援を全国から賜りましたこと、職員一同心より感謝申し上げます。
また、私たちと共にあって、懸命に復興に取り組んでいらっしゃる関係者の方々に対しても厚く感謝申し上げます。
かつて男性の服装にはさまざまなルールが存在していたのですが、それらは急速に忘れられ、顧みられなくなっています。
加えて女性の99.99%はそんなものにはなんの興味も知識もないので、極端な表現をすれば、ルールを守って行くかどうかは自分自身との孤独な戦いです。
結婚式・披露宴に主賓として招かれた際の服装を考えてみましょう。
正礼装は、日中はモーニング。
夜はタキシード。
(フロックコートや燕尾服は花婿が着るもの。)
準礼装はディレクターズスーツ。
略礼装はブラックスーツ(日本のみ、海外では平服の扱い。)
モーニングは、ベストがグレー(シルバー)か、白の半襟付の黒。グレーの場合ダブルも素敵ですね。
靴はストレートチップ。できれば白革のスパッツを着用したいところですが、現在では入手困難です。
下の写真はモーニング姿のフレッド・アステア。足元のスパッツがひときわ目を引きます。
ディレクターズスーツは、モーニングの上着を剣襟(ピークトラペル)・一つ釦のブラックジャケットに替えたもので、1920年代に会社の重役たちの間で流行したことからその名前がついた着こなしです。
ところで、もし会社の上司とともに招かれ、上司がブラックスーツ(略礼装)の場合、ディレクターズスーツ(準礼装)やモーニング(正礼装)といったそれ以上の格式の服装で出席することはルール違反になるので、注意が必要です。