昨日も、晴天で風も無く絶好の農作業日和でした。
当日は気温が高いのもあって、朝霧で海岸線や山に一杯でした。
私が行いました農作業です。
* 農業用水のオーバーフローが滝の様になっている場所があるのですが、そこの整地
* 早春のカタクリとニリンソウとイチゲの群落の所が笹の侵食をうけているので、その整地
* エゾウコギを日陰に植えてきました。
今回、大発見が、山頂に向かう並木道があるのですが、昨年、笹でひどく登れる状態ではないので、笹刈りをしました。頂上からの眺めも絶景なので、是非、皆さんに四季を通して見ていただけるようにと笹を刈っていたのですが、その時に、並木の木々の根元に可憐な花の群落があるともっと素敵だろうなと思っていました。
今年、整地を兼ねて見て居ましたら、なんと、クルマバソウとイチゴの群落が居たのです。それも20坪位。今後、もっと広がっているかもしれません。木々の木漏れ日の間から、クルマバソウの白い花と、イチゴの少し大きめの白い花が並木道の入り口にあって、とても質素ですが、清潔感のある存在でした。
マリーゴールドやほうれん草等を植えた場所です。マリーゴールドの芽吹きは勢いがありますね。
PS これから気温が上昇してきますが、そんな時期に農作業をしておりますと、脱汗をして脱水状態になります。そうしますと、循環器、特に心臓や脳に負担もかかりますし、発汗をする事でミネラル不足を起こしてしまいます。汗は単に水分だけではなく、塩分を含めたミネラルです。
普通の漢方の本を見ますと、発汗をしてのどの渇きがひどいときには、白虎加人参湯を使うと書いてあります。しかしながら、白虎加人参湯などは、陽明病に使うもので熱の極めた時、つまり、発病してからのものになります。予防には?
そこで、少陽病の定義をみますと、口が苦く、咽が渇き、眩暈をするとなっています。
もし、予防で使うのであれば、少陽病に使うものに、若干陽明病に使う物を合わせて使うのが良いと思います。それで、小柴胡湯に石膏を調整して使って見ました。農作業をしておりますと、まず、口の渇きが出てきて粘りがでますが、それが大分、軽減出来ました。以前に予防で白虎加人参湯を使った事がありますが・・・・・。
農作業には良い方剤かもしれません。