ナミちゃんアラカルト

お菓子・パン作りに勤しむ猫好きな主婦の気まぐれ日記

四国旅行<3日目 >こんぴらさん(香川県)~祖谷のかずら橋(徳島県)~大歩危

2017年11月12日 17時27分34秒 | 

<3日目>

奥道後温泉から賑やかな道後温泉(愛媛県松山市)をスルーして民芸伊予のかすり会館(愛媛県)へ 
なんと3日目も雲一つなく快晴です旅をしていて3日間もこんなに好天つづきは初めてかも

1年前の土砂降り旅行が嘘みたいです

伊予かすり久留米絣備後(びんご)絣と並んで三大絣のひとつ。

糸車・民具・地機。伊村式整経機など伊予絣に関するものを多く展示している。

天然藍染の糸の整経から織り、染め付けの民芸伝統を今に伝えるかすり会館。

伊予絣や紬の生地を使って作った洋服・袋物・小物などの展示販売してました。

 

こんぴらさん(香川県)

讃岐の金刀比羅宮(ことひらぐう)と言えば、こんぴらさんの名前で親しまれている歴史ある神社。
金刀比羅宮は、象頭山の中腹に鎮座し、古来より海の神様、五穀豊穰・大漁祈願・商売繁盛など広範な神様

参道口から御本宮までは785段、奥社までは1,368段の石段があります。

 表参道すごい人ですが我々はその喧騒を離れて静かな横道へ

天保6年(1835)に建てられた現存する日本最古の芝居小屋。「金丸座」の名称は明治33年につけられたものです。
昭和45年に国の重要文化財として指定され、この時、名称が旧金毘羅大芝居となりました。

リアルに歌舞伎やってました

本宮まで全部で785段ありますが横道のなだらかな坂道を行って途中から参道に出たので厳密には何段だったのか

横道から表参道に出てやっとここからこんぴら参りらしくなりました

江戸時代は金刀比羅宮や伊勢神宮は一生に一度はお参りしたい憧れ場所で人気だったそうです

 ここまで来るとちょっと広くなっていて寄進仏の船のスクリュウーやゾウの像があったり

航海の神様だか船のスクリュウーが奉納してあるのね

神馬が飼われてました

 神様が乗る馬こと「神馬しんめ」と呼ばれています

ここはけっこう急な階段です

竹の杖に助けられてあと少しです

ついに785段を登り切りました金刀比羅宮に到着 

 こんぴらさんは大物主おおものぬし
大物主神は、古来から「海の神様」として漁業、航海など海上の安全を守ってくれる神としての信仰があります。

本宮の北東側は展望台になっていてここからの眺めは絶景
この日は好天気に恵まれて讃岐平野の彼方に瀬戸大橋や讃岐富士などを望むことができました

 

ゴールの785段目の御本宮まで登らなければ手に入らない幸福の黄色いお守りをゲット 

何年でも御利益のある一生ものだそうです

 

ちなみに旭社からは階段が「行きの道」と「帰りの道」に分かれます

本宮から帰路の階段を降りると旭社に参拝するようになっていました

 

君が代に出てくるさざれ石がありました

 

「さざれ石」は、年とともに成長し、岩となると信じられている神霊の宿る石です。
「古今和歌集」には私たちの遠い祖先から信仰してきた生石(いきいし)伝説の「さざれ石」が詠まれており、
国歌の原典となっている。

こんぴら狗(いぬ)
江戸時代、飼い主に代わって犬が「こんぴらさん」に代参することもあったそうで
このような代参犬は、 「こんぴら狗(いぬ)」と呼ばれました。

なでるとボケないと言いうのでみんなでナデナデ

ここから人気のない静かな裏参道

紅葉は綺麗で静かで自然豊かですが参道のお土産屋さんを覗けなかったのが残念

山茶花(サザンカ)が咲いてました

 ピンクのグラデーションになっている花もあって


大変めずらしいそうで丁度見ごろで貴重なサザンカを見る事が出来ました

 

 

いよいよ今回の旅のハイライトの祖谷のかずら橋(徳島県)へ

岩国(山口県)の錦帯橋(きんたいきょう)、甲斐(山梨県)の猿橋と並んで、日本三奇橋の一つ
平家の落人が追っ手の進入を防ぐためにシラクチカズラで編んだといわれる吊り橋

 
見るからに怖そうです

 渋滞してるし・・・ でもせっかくなので、ここまで来たら渡るしかありません
でも友達夫婦は断念で nami夫婦でトライ

いざ渡ります 

足元見るとスカスカ 歩くとぎしぎしと揺れスリル満点

旦那サマ後ろから片手で重たいデジカメを持って撮ってますが・・・
namiにカメラ渡すから撮れとせがまれましたがカメラ落としたら大変ですから断固拒否

ちょっと怖かったけどアトラクションみたいで楽しかったです

谷瀬の吊り橋に比べたらちょろいものでした

ところがnamiの前の人はたいそう怖がって腰がひけてなかなか前に進んでくれず
さらに渋滞になって渡りきるのに時間かかりました

くれぐれも恐怖感は個人差がるので高所恐怖症の人は渡ってはいけません

3年に一度の掛け替え工事が平成30年1月9日(火)~2月28日(水)で予定されていて
その期間は渡れないらしく工事直前だったのね

 

 「大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)」は、2億年の時を経て四国山地を横切る吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷
名前の由来は「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」と言う説もあります

紅葉が見ごろで丁度よい時期でした

大理石の彫刻がそそりたっているかのような美しい景観です

大歩危峡の美しい渓谷美を間近で見ることができる「大歩危峡遊覧船」だったらもっと絶景だったろうな

日本一の激流と呼ばれる大歩危小歩危は、世界有数の「ラフティング」の名所

これで旅の工程はすべて終了
雨なしの晴天続きの3日間でざっと四国全県をまわってきました

しめは高松空港カレー讃岐うどんを食べて
PM7:30発で1時間半弱のフライトで羽田にPM9:00着陸

新幹線を乗り継いで夜遅くには家に無事に帰還。


留守中の高齢のハッピーが心配でしたが

今回はオムツ替えを兄にレクチャーして頼んでおいたのでちょっとは安心でした

 

PS:ところが後日談があって・・・
帰った翌日のニュースで高松城周辺の市内を若者が母親を乗せたまま1時間以上暴走してパトカーが追跡
事故を起こしてやっと逮捕の映像が
なんと前日にバスで走ったところでじゃないですか

あやうく巻き添えを食うところだったかも・・・



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