本を片付けている。公式裏ブログ『本を片付ける』と『本 売ります』にも書いたが、毎日少しづつ作業し10日経った。買い取り業者に8箱引き取って貰った。あと3箱詰めたら終わり。ママヨさんに、「もっと楽しい顔でやってくれない?片付けているんだから気持ち良くなるはずなのに、だんだん機嫌悪くなっている感じ。いつ怒鳴り出すかとおびえてます」と言われた。
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怒鳴りはしないが、複雑な気持ちなのは確か。誰かに腹を立てているのかと言えばそんなことはない。ママヨさんが小さな声で、「大事にしてきたものがとても簡単に捨てられていくようで悲しい」と言ったのを聞いて「あっ、俺の感情は悲しさかもしれない・・・」とわかった。「捨てるのはいつでもできるのではないですか」と、ママヨさんがさっきよりもっと小さな声で呟いた。
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彼女が視線あわないようにして絞り出した言葉はその通りだ。その通りだから恐い顔になっちゃったんだね。ゴメン、ゴメン、メンゴ。だが、ここで止めるわけにはいかないんだ、ママヨさん。君には言ってないが、この10年間で使わず今後10年も使わないだろうと予想できる持ち物は捨てようと思っていて、その端緒が「本の片付け」。だからここで挫折するわけにはいきません。だけで、君の領分は犯さないし実際自分の領分しか手をつけていませんよね。本ブログの題名は、『本を片付ける』より『本から片付ける』が正しい。
本の片付けと平行して「手紙の片付け」も始めた。手紙はほぼ全部読んで分類して箱に収めた。本は表紙だけで選んだ。そうしないと捨てる本は無いような予感がする 画材の処分に目処が立たない。お世話になった複数の方からいただいたもの。ウーム。