電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

クレジットカードの個人情報流出事件について

2005年06月20日 19時12分02秒 | コンピュータ
米国でMasterカードやVISAカードの個人情報が、不正アクセスにより、数千万人単位で洩れたらしい。流出した情報には、契約者名とカード番号、有効期限が含まれるというから、ネットショッピングはできてしまう。実際は本人に覚えのないカード決済は保護されるとはいうものの、不快なことには変わりがない。
考えてみれば、クレジットカードの情報保護の原理は「多数の数字は暗記されにくい」ということだ。たしかに、昔はこれでもよかったかもしれないが、コンピュータ・ネットワークの中では「数字の桁の多さ」に防御的な役割など何もない。これほど普及してしまった制度を、コンピュータ・ネットワークの時代だからと言って、がらりと変更することはできないだろうが、はたして「いざという場合は保護します」制度だけで大丈夫なのだろうか。なんだか、コンピュータ・ネットワーク時代に適応しようともがく恐竜のようだ。
私の場合はプロバイダの経費以外はカード決済をしないので、それ以外の決済通知が届いたら不正使用だとすぐわかる。そんなことにはなってほしくないが、なんともはや、「起こる可能性のあることは、起こる」というマーフィーの法則を地で行く事件だ。
ところで、不正アクセスされたサーバのOSは何だったのだろうと思ってしまうのは、単純に過ぎる反応だろうか(^_^;)>poripori
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