電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

台所に立つと

2005年06月29日 22時01分26秒 | 料理住居衣服
私が台所に立つと、家人は「化学実験みたいだ」という。たとえばカレーを作るにも、カップで水を○○ml、という具合に測り出すからだ。そのかわり、失敗ということがない。常に安定した味になる。だいぶ忘れてレパートリーが狭くなってしまったが、単身赴任の時も飢え死にどころかけっこう生活を楽しむことができた。
家人のリクエストの多いメニューは、①カレー、②乾焼茄子、③ピカタ、④薩摩風豚角煮など。
カレーは熟したトマトの皮を湯むきしてざくざくに切り、入れるのと、プレーンヨーグルトをかなり入れる。バタ臭くなるかと思ったが、全然大丈夫だった。市販のカレールーに不足しがちな酸味がきいて、俄然おいしくなる。
乾焼茄子は、ナスを縦に六つ割りにし、軽く水でアクをきって油でキツネ色に揚げる。ショウガやザーサイなど、辛いものをみじんにして軽くいため、ひき肉に酒とお醤油で下味をつけたものを加えて混ぜ合わせた後、揚げておいたナスをいれ、お醤油で味をととのえる。最後にきざんだ大量のねぎを混ぜ合わせて火からおろすと、夏のスタミナ料理だ。

写真は、台所に飾ったユリ。すだれが早くも夏らしい。
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