このところ、時間の合間をみて、『ゼフィレッリ自伝』を読んでいる。
「畑中良輔さんとヴェルディ『椿姫』をきく」で紹介されていた、映画「ラ・トラヴィアータ」のLDを購入し、セットの華麗さと映画らしい野外の雰囲気を味わい、オペラ映画の醍醐味を味わっていた1989年、昭和から平成に変わる年、東京創元社から『ゼフィレッリ自伝』が発刊された。奥付を見ると89年の1月に発行された初版で、たぶん5月末頃に購入し、読了したのが同年6月。その後95年に再読了している。10年ぶりの再々読だが、非常に興味深い本だ。
このオペラ映画の監督であり、演出と舞台美術を担当し、プラシド・ドミンゴをダイエットさせ、気難しいテレサ・ストラータスをなだめて映画を撮り終えた話だけでなく、若い頃のイタリア・パルチザンの話、トスカニーニやルキノ・ヴィスコンティとの関係、映画「ロメオとジュリエット」の制作のこと、マリア・カラスとの友情と別離など、フランコ・ゼフィレッリの映画とオペラ演出の話が満載だ。
サクランボの収穫も大詰めだ。ここ数日が山場だろう。
「畑中良輔さんとヴェルディ『椿姫』をきく」で紹介されていた、映画「ラ・トラヴィアータ」のLDを購入し、セットの華麗さと映画らしい野外の雰囲気を味わい、オペラ映画の醍醐味を味わっていた1989年、昭和から平成に変わる年、東京創元社から『ゼフィレッリ自伝』が発刊された。奥付を見ると89年の1月に発行された初版で、たぶん5月末頃に購入し、読了したのが同年6月。その後95年に再読了している。10年ぶりの再々読だが、非常に興味深い本だ。
このオペラ映画の監督であり、演出と舞台美術を担当し、プラシド・ドミンゴをダイエットさせ、気難しいテレサ・ストラータスをなだめて映画を撮り終えた話だけでなく、若い頃のイタリア・パルチザンの話、トスカニーニやルキノ・ヴィスコンティとの関係、映画「ロメオとジュリエット」の制作のこと、マリア・カラスとの友情と別離など、フランコ・ゼフィレッリの映画とオペラ演出の話が満載だ。
サクランボの収穫も大詰めだ。ここ数日が山場だろう。