電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

『水を飲むのは良いこと』から『過ぎたるは及ばざるがごとし』への転換

2019年02月06日 06時01分59秒 | 健康
これまで、水を飲むのは健康に良いことだと考えてきました。しかし、実は「水中毒」(*1)という言葉もあるのだそうで、血中ナトリウムイオン等の濃度が薄まり、逆に水の摂りすぎは良くない面もあるようです。

腎臓の水分処理能力は毎分16mLだそうで、1時間では@16mL/分×60分/時=960mL/時ということになります。これを上回る水分摂取は、腎臓に過大な負担をかけることになります。1日に1,500mL程度の水分摂取を目指すとすると、1時間に100mL、コップ半分程度で良いということになります。1時間デスクワークをしたら、ちょっと休憩して目を休め、100mL程度の水分を摂取する、というようなペースでしょうか。作業に集中してしまうとなかなか時間配分がうまくいかないものですが、2時間で200mLくらいですから、まあ妥当なところでしょうか。

もともと「水中毒」というのは精神科領域で多いのだそうで、向精神薬の副作用でのどが渇き、水を飲みすぎるという問題があるのだそうです。なるほど、たしかに「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」ということが言えるようです。

(*1):水中毒~Wikipediaの解説

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