電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

ピアノの調律が終わると響きが格段に良くなる

2023年10月04日 06時00分48秒 | 季節と行事
9月の某日、ピアノの調律に来てもらいました。私自身は、若い頃にバイエルを練習したものの、Uターンや仕事が忙しくなって続けることができず、さらに右腕の腱を痛めて現在に至ります。子どもたちが独立した今、たまに帰省したときや孫たちがやってきたときに弾く程度になっていますが、ピアノの調律が終わると、やっぱりなんとなくいくつかの和音など弾いてみたくなる。フランス近代音楽ふうの不思議な和音を探し当てたときなど、ああ、この音はこういう音の組み合わせなのかとちょいと嬉しくなります。本当はもっとがんがん鳴らしたほうが良いのでしょうが、そういうスポーツ的な音の快感を求める年代はとうに過ぎていますので、ピアノの調子を維持するのが主眼です。



そう言えば、だいぶ涼しくなりましたので、だいぶ前に記事にした(*1)シューマンの「ピアノ・ソナタ第1番」などを聴いてみたい今日この頃です。私の手元にあるのは、マウリツィオ・ポリーニのLP、エレーヌ・グリモーと伊藤恵のCDの3枚。ネットで探すのが手っ取り早い面もあります。

YouTube より、ポリーニの演奏による第1楽章。
Schumann: Piano Sonata No. 1 in F Sharp Minor, Op. 11 - I. Introduzione (Un poco adagio -...


同じく YouTube より、マレイ・ペライアの演奏で全曲を。
Schumann: Sonata No.1 in F-sharp minor, Op.11 (Perahia)


うーん、秋だなあ。

(*1): シューマン「ピアノ・ソナタ第1番」を聴く〜「電網郊外散歩道」2007年12月

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