電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

今年の里芋はよくできた〜収穫して乾燥中

2023年10月29日 06時00分14秒 | 週末農業・定年農業
サツマイモの収穫に続き、先日、里芋を収穫しました。桃の収穫が終わった9月になってからマルチを外し、土寄せをしましたので、生育の様子が心配でしたが、掘ってみたら例年にない良い出来でした。品種は当地の主力の「どだれ」です。



包丁で葉と茎をバッサリ切り落とし、株を目印にクワで周囲の土を取り除きます。根元にざっくりとクワを入れ、ヨイショっと掘り起こすと、大きく成長した小芋が親芋があった周囲にたくさん付いています。これを抱えあげて、やわらかい畑の土にドスンと落とすと、小芋が外れてきますので、これを集めます。



取れない小芋は軍手をした手で外して、「かぶさ」(*1)の根を切り落とし、これはこれで食べられますので、別に集めます。



それぞれの株の後に収穫した里芋を集めておき、掘り起こしが終わってからコンテナに集めます。



いやー、今年は出来がいいぞ。去年と比べるとだいぶ大きいし、病気もない。上等、上等(^o^)/



30株を植えてコンテナ2個分を収穫し、リンゴの皮を剥いて休憩です。



空はすっかり秋の空。



軽トラックで自宅に戻り、作業小屋の前に並べて乾かします。写真はまだ土が湿っている状態ですのでだいぶ黒いですが、乾くと白っぽく変わります。




これで、美味しい芋煮が食べられます。寒くなってきたときに、牛肉をたっぷり入れた美味しい山形芋煮に唐辛子をふりかけ、熱燗の日本酒「出羽桜」や「六歌仙」等をキュッと一杯。私は飲ん兵衛ではありませんが、これはこたえられない贅沢です。

(*1): 「かぶさ」とはアラブの料理ではありませんで、里芋の親芋だった部分のこと。ごりごりしますが、ここも「かぶさ汁」などの形で煮て食べることができます。

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