電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

万年筆をテーマに継続して記事にするのは

2023年10月18日 06時00分24秒 | 手帳文具書斎
万年筆をテーマにして、継続してブログ記事を書くというのは、コレクターは別として一般の人にはなかなか難しいことのように思います。例えば、はてなダイアリーの「文房具グループ」(*1)はかなり頻繁に更新されているようですが、「万年筆グループ」(*2)はそれほどでもありません。文房具というと範囲が広いけれど、万年筆と限定すると、なかなか書きにくいということかもしれません。万年筆を購入すると喜んで印象を書き、少し使うと別のペンに目移りして、やがてしまいこまれてしまうという愛好家は少なくないのではと思います。では、万年筆をテーマに、二三回ブログ記事に取り上げた後、さらに書くことがあるとしたら、どんなことがあるのだろうか。

パソコンの場合、不具合が起こると記事ネタになるけれど、順調に使っている間はなかなか記事にはなりにくいように思います。同様に、ペンにどこか不具合があると記事にはなるでしょうが、安定して使い続けているときには、なかなか記事にはなりにくい。さらに言及するとしたら、結局は経過報告というか、現状レポートになるのではなかろうか。日常生活の変化や季節の移ろいに応じて、書くことや万年筆の現状がどうなっているかを書く。おそらく一般の人には「暇なことをやってるなあ」と思われるのだろうけれど、文具愛好家には理解あるいは共感が得られるのではなかろうか。

私の場合、インク補充の記録を中心に記事にしていますが、その頻度を見ると、各万年筆のおよその使用頻度が客観的なデータとしてわかります。それは、主観的な印象や評価とは別の、筆記具としての実際の姿を反映しているようです。

そんなわけで、使用頻度の高いメイン万年筆三本の現状は:

  • プラチナ#3776ブルゴーニュ(F)+プラチナ古典ブルーブラックインク 全く問題なし。インクフローも細字にしては良好で、同社の古典BBインクの特性もあり、手帳、ノート、メモ帳など身の回りのほとんどの紙で裏抜けせずに筆記でき、最も信頼性が高い。

  • TWSBIダイヤモンド580ALラヴァー(M)+モンブラン・ロイヤルブルー インク容量が大きく、備忘録ノートに大量の摘要や文章を書く際も充分に対応できる。インクフローや書き味についても問題なし。ただ、ボトルからインクを吸入する尾栓ネジがかくかくするようになり、ちょっと気になる。

  • パイロット・カスタム・グランディ(M)+パイロット・ブルーブラックに変更 先ごろ、現役復帰したばかり。こんなにインクフローが良かったのかと驚くほどのドバドバ感。備忘録ノートに使っているツバメノートに筆記する際に、まれに筆記に追従できずインク切れが起こることがある。点検修理してもらったのだけれど、40年以上使い続けて気密性が低下してきたのかもしれない。



というような状況です。

(*1): 文房具大好き〜はてなブロググループ
(*2): 万年筆〜はてなブロググループ

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