電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

草取りのノウハウ〜亡父に教わった記憶

2024年07月20日 06時00分03秒 | 週末農業・定年農業
梅雨が明けた地方も多いようですが、当地、山形はまだこれからが本番です。梅雨期は草の伸び方がすごい。あっという間に草ボウボウになってしまいます。特に今の時期は母の三回忌と父の十七回忌が近づいていますので、雨が降れば家の中を片付け障子を張り替え、雨が上がればせっせと庭や畑の草取りに精を出しています。

そういえば、草取りについて父に教わったことがありました。

  • 雑草の中で目の敵にして草取りをしなければいけないのは、メヒシバ、ツユクサ、スギナなどだ。
  • メヒシバは繁殖力が強く、茎の分岐から根を降ろすので、大きくなると抜くのが厄介になる。できるだけ小さいうちに抜く。
  • ツユクサ、スギナは地下茎が残るとまた生えてくる。どちらも地下茎を残さないように除去する。
  • スギナは、ただ引っ張ると途中で切れて地下茎が残ってしまう。緑の下の茶色い部分を持ち、ツンツンツンと断続的に引っぱると、地下茎がついてくるので、できるだけ長くなるように抜く。

特にスギナの抜き方は有用で、一度荒らしてしまった畑の場合は、どうしても畝にスギナが出てしまいますので、このツンツン作戦でひげ根を切りながら地下茎を長く除去することが大切になります。



手水鉢に植えられた睡蓮が一輪、花をつけました。アマガエルがのんびりと葉の下に隠れています。東北南部の梅雨末期は集中豪雨になることが多いのですが、どうもここ数日が峠になりそうな雲行きです。

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