電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

農業用廃プラ類の処分方法〜当地の場合

2021年11月20日 06時00分21秒 | 週末農業・定年農業
農作業に伴い、様々な廃プラ類が発生します。以前はサクランボ果樹園の雨よけテントのポリエチレン・シートを数年おきに交換する必要があり、古い廃ポリ・シートを処理する必要がありましたが、数年前に思い切って雨よけテントを撤去し露地栽培にしてからずいぶん廃ポリ類の分量も少なくなりました。



今、一番多いのは、野菜のマルチ栽培に使った黒いポリエチレン・シートでしょう。洗って何度も使い回せばよいのでしょうが、収穫時に切って(切れて)しまうことが多く、たいていは汚れたままくるくると巻いて回収してしまうことが多いです。その他には、果樹園の防除に使った殺菌剤や殺虫剤等のポリ袋・容器でしょうか。これらは少量の水で三回ずつ洗って保管します。バケツにたまった洗浄水は、裏の果樹園に散布してしまいます。



毎年、今の時期になると、農協から廃プラ類の共同回収処理の案内が回ってきます。マニフェスト方式で、共同回収処理持込票・委任状に記名押印してこれらの廃プラ類と一緒に、地区別に指定期日・指定場所に持ち込むと、まとめて処理してくれるというものです。料金は、

  • 汚れのないハウス用ポリシート    33円/kg
  • 汚れのあるマルチ用シート、肥料袋  55円/kg
  • 農薬類の袋・容器 (水で3回洗浄)    66円/kg

となっています。これらの経費は農協の口座から引き落としされます。

こうした方法だと、怪しい業者に渡して不法投棄される心配もなく安心できます。農協の組合員であることのメリットの一つです。ただし回収が平日の指定になりますので、退職した今だから普通に対応できますが、忙しい勤め人ではなかなか難しいのが実状かもしれません。半日有給休暇が取れるならば軽トラックで運ぶだけですので、なんとか対応は可能です。

今年も先日ぶじに回収場所に搬入でき、作業小屋の周りも多少片付きました。良かった〜。


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