電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

退院してから聴いた中で心に残った音楽は

2024年06月27日 06時00分36秒 | -室内楽
右奥下部の智歯周囲炎及び第二大臼歯歯周炎の治療のため、人生二度目の入院をして、歯肉切開し骨削除と病変を摘出、親知らず(水平智歯)と第二大臼歯を抜歯する手術をしました。経過は順調ということで予定よりも一日早く退院となりました。わずか1泊2日の入院ではありましたが、自宅のような気まぐれな生活はできませんから、どうしても抑制的な生活になってしまいます。入院時の歩数計の数値は1,600歩ほどで、これは平日の平均歩数と比べると1/3〜1/4の運動量でした。なるほど、これが長く続き日常になってしまえば、生活が無気力になり前向きな意欲が低下し「廃用症候群」(*1)へと進んでしまうことが理解できます。日常生活で「気まぐれやムラ気」に伴う身体的な動きは、ある意味、前向きな積極性と相関関係があるのかもしれないと思います。

さて、退院してから聴いた中で、心に残った音楽は、シューベルトの「アルペジオーネ・ソナタ」でした。たまたま聴いたのは、リン・ハレル(Vc)、ローマン・オルトナー(Pf)による演奏。リン・ハレルの演奏では、他にジェームズ・レヴァインとのコンビによる録音を記事にしています(*2)が、シューベルトの優しい音楽がとても心に残りました。

この曲についてご存じない方もおられるでしょうから、YouTube で聴ける動画を貼り付けておきましょう。
まず、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc)、ベンジャミン・ブリテン(Pf)による1968年の演奏;
Schubert - Arpeggione Sonata D 821 / Presentation + New Mastering (Ct. rec.: Rostropovich / Britten)


もう一つ、ミッシャ・マイスキー(Vc)とマルタ・アルゲリッチ(Pf)による2016年の演奏です。
F. Schubert - Sonata D 821 "Arpeggione" - Martha Argerich - Mischa Maisky


見出しの写真は6月15日に撮影したもので、左が佐藤錦、右が早もぎ紅秀峰です。交配のルーツを反映して、比べると佐藤錦は黄色っぽいし紅秀峰は黒っぽいのがわかります。紅秀峰はまだ集荷開始時期ではなかったので出荷は出来ず、でも露地物ですので雨が降れば実割れしてしまいますから、収穫したものを孫たちに送ってしまいました。高校生と大学生になった孫たちはどちらも大喜びしたようです(^o^)/ 味は佐藤錦、肉質は紅秀峰という評価でした。

(*1): 廃用症候群とは〜健康長寿ネットより
(*2): シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」を聴く〜「電網郊外散歩道」2007年1月


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4 コメント

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美恵子 さん、 (narkejp)
2024-06-27 20:20:51
コメントありがとうございます。だいぶ順番を待たされた手術でしたので、やっと来たか!という感じでした。終わってみればほとんど記憶も痛みもなく、楽でした。きっと担当のお医者さんが上手だったのでしょう。ありがたい限りです。抜糸まではおそるおそる生活し、徐々に平常運転に戻したいと思います(^o^)/
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よかったですね。 (美恵子)
2024-06-27 20:06:49
手術前って余計なことを考えがち、おわってみれば案ずるがやすしではありませんでしたか。
終わって何よりですね。くれぐれもお大事になさってくださいね。
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こに さん、 (narkejp)
2024-06-27 08:33:25
コメントありがとうございます。なんとか回復基調でホッとしています。化膿出血が止まりましたので、手術がうまくいったようです。しかし智歯周囲炎という言葉を初めて知りました。なぜ「親知らず」というのか、炎症の原因となる細菌の性質、抗生物質「サワシリン」が作用する仕組みなど、好奇心全開で調べまくっています(^o^)/
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おめでとうございます。 (こに)
2024-06-27 08:21:17
無事ご退院とのこと。
良かったですね。
無理なく身体を動かしつつ元の生活に戻られますように。
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