一口に農作業と言っても、実は静かな農作業と騒々しいものとがあります。例えばサクランボの収穫や桃の摘果作業などは実に静かなもので、ポケットラジオや携帯型のMP3プレーヤーなどで放送や音楽を聴きながら作業をします。気候の良い時期、お天気の良い日などには、実に気持ちの良いものです。
一方、騒々しい農作業もあります。例えば草刈り。動力刈払機にしても乗用草刈機にしても、エンジンの音を響かせながらの作業ですので、音楽を楽しむなどはそもそも無理。ひたすら騒音の中での作業となります。エンジンを止めたときは、こんなに静かだったのかと驚くほどの対比です。
人が作業をしていると静かだけれど、人の姿が見えなくなると集まってくるムクドリ等の野鳥の群れも、騒音ではないけれど腹立たしい音です。ちょうど今の時期だと、リンゴがやられることが多いです。対策としては、樹をすっぽりと防鳥ネットで覆ってしまうことでしょうか。
今は「紅将軍」等のシーズンですが、本格的に寒くなる11月下旬には「ふじ」の収穫期になります。今、「ふじ」の樹の下は反射シートで銀色に光っています。生産農家は防寒対策をしっかり準備して収穫を待っていることでしょう。
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