先日の雨降りは天の配剤で、桃の収穫を休みにして何をしていたかといえば、妻と映画を観にでかけておりました。以前の「超高速!参勤交代」(*1)に味をしめて、映画「引っ越し大名」です。
江戸城において、藩主の松平直矩が柳沢吉保をはねつけたばかりに、姫路から豊後国日田へとお国替えになります。総勢10,000人、距離600km、予算はほぼないといってよい難事業で、引っこし奉行に抜擢されたのは御書物番の引き籠もり侍である片桐春之介。豪快な幼なじみで武術の達人でもある鷹村源右衛門や、前任の引越奉行の娘で今風に下世話に言えば「子持ちバツイチ」の於蘭などの助けを得て、このプロジェクトに挑みます。
いかにも体育会系の鷹村源右衛門が大暴れするチャンバラ場面も痛快でしたが、一方で今風に言えば本社の命を受けて事業所が縮小移転する話です。金策とコストカットだけではすまず、リストラにも大鉈を振るわなければなりません。このリストラ関連では、帰農を命じた方も命じられた方も、それぞれの思いと流れた時間の積み重ねがありました。思わずうるうるしてしまいました。
ところで「女抜きで引越ができるとお思いですか?!」のセリフは体験で痛感しております。二度の単身赴任を含め、これまで何度かの引越には、妻と娘の多大なる協力がありました。ここに深甚なる感謝を…えっ、何を今頃? ご尤もで(^o^;)>poripori
いや、久々に楽しくおもしろい映画を観ました(^o^)/
(*1):映画「超高速!参勤交代」を観る〜「電網郊外散歩道」2014年8月
江戸城において、藩主の松平直矩が柳沢吉保をはねつけたばかりに、姫路から豊後国日田へとお国替えになります。総勢10,000人、距離600km、予算はほぼないといってよい難事業で、引っこし奉行に抜擢されたのは御書物番の引き籠もり侍である片桐春之介。豪快な幼なじみで武術の達人でもある鷹村源右衛門や、前任の引越奉行の娘で今風に下世話に言えば「子持ちバツイチ」の於蘭などの助けを得て、このプロジェクトに挑みます。
いかにも体育会系の鷹村源右衛門が大暴れするチャンバラ場面も痛快でしたが、一方で今風に言えば本社の命を受けて事業所が縮小移転する話です。金策とコストカットだけではすまず、リストラにも大鉈を振るわなければなりません。このリストラ関連では、帰農を命じた方も命じられた方も、それぞれの思いと流れた時間の積み重ねがありました。思わずうるうるしてしまいました。
ところで「女抜きで引越ができるとお思いですか?!」のセリフは体験で痛感しております。二度の単身赴任を含め、これまで何度かの引越には、妻と娘の多大なる協力がありました。ここに深甚なる感謝を…えっ、何を今頃? ご尤もで(^o^;)>poripori
いや、久々に楽しくおもしろい映画を観ました(^o^)/
(*1):映画「超高速!参勤交代」を観る〜「電網郊外散歩道」2014年8月
江戸時代と現代、様々共通点は多いようですね^^
ところで、藩主の松平さん、山形にも来ていたんですね。小藩で最上60万石の大きな山形城を維持しなければいけないのですから、薄給のサラリーマンが歴史的豪邸の維持に汲々とするようなものでしょう。同情しますね〜(^o^)/
姫路を出てから白河まで15年、昔の人は本当に辛抱強かった!
帰農した武士の姿は、全国どこでも普遍的に見られたケースかもしれませんね。