
いま話題の「ChatGPT」を試してみました。Google で検索して ChatGPT のサイトを見つけ、E-Mail address でユーザー登録します。同時に電話番号も求められますので、スマートフォンの番号を登録しました。二段階認証でスマートフォンのSMSに認証コードが送られてきて、ユーザー登録完了。さっそく使ってみました。
へー、そうか。日本語でもいけるのか。それなら日本語で質問してみよう。
なるほど。表面的ではあるけれど、けっこうもっともらしいことを答えるようです。では、こんな質問は?
ここで満足せず regenerate response ボタンを押すと、
とのことです。ふーむ、私のような素人音楽愛好家レベルならば、思わず納得してしまいます。
では、学生時代に影響を受けた例のレポート課題(*1)についてはどうだろう?
で止まってしまいました。食事を済ませて戻ってきても、同じところでストップしたままです。うーむ、止まっちゃったか(^o^)/
これについて、学生時代の、あるいは現在の私の分析と答え(*2)は、産卵数を縦軸に、卵径を横軸に取った対数グラフから、

と結論づけたものでした。AI (ChatGPT) の回答は、大卵少産・小卵多産を説明しながら、鳥類のケースを例外として説明しようとしてストップしてしまったのでしょう。その点では、まだまだ不十分な回答です。
ChatGPT は、単語をつなぎ合わせたり、箇条書きを文章にするような分野は得意なのだろうと思います。おそらく言語レベルでの分析で作られており、数量的なデータのグラフ化とそれに基づいた分析といったようなことはできないのだろうと思われます。言い換えれば、文章で表せる分野ではプラス・マイナスの両方とも影響が大きいが、数量的なグラフ化に基づく分析のようなタイプの分野は、まだ苦手なのではなかろうか。
(*1): 記憶に残る学生時代の課題レポート〜あの問題が良かった(1)〜「電網郊外散歩道」2022年6月
(*2): 記憶に残る学生時代の課題レポート〜あの問題が良かった(2)〜「電網郊外散歩道」2022年6月
私:Are you ready ?
AI:Yes, I'm always ready to help answer questions and have conversations. What would you like to know or talk about today?
私:Can you use Japanese ?
AI:Yes, I can understand and generate text in Japanese. How can I assist you in Japanese today?
へー、そうか。日本語でもいけるのか。それなら日本語で質問してみよう。
私:1980年代に、ハワード・ラインゴールド氏は、コンピュータは思考の道具であると言ったけれど、2020年代の今、コンピュータは悪党の道具にもなっている。このことについて、どう思う?
AI:私は人工知能モデルであり、意見を持つことはできませんが、このような話題に関しては以下のように考えられます。
ハワード・ラインゴールド氏が述べたように、コンピュータは本来の意図であった通りの思考の道具であると同時に、悪意を持った人々によって悪用される可能性もあります。現代においては、コンピュータやインターネットを用いたサイバーセキュリティー上の問題や、倫理的な問題などが指摘されています。これらの問題を解決するためには、技術者やユーザー、そして社会全体の協力が求められています。
私:興味深いね。ありがとう。
AI:どういたしまして! 私は常にあなたの質問や会話に応じることができますので、何か質問がありましたら、遠慮なくお尋ねください。
なるほど。表面的ではあるけれど、けっこうもっともらしいことを答えるようです。では、こんな質問は?
私:世界のプロ・オーケストラのランキングは?
AI:世界のプロ・オーケストラのランキングは正確には定まっていないと考えられます。オーケストラの評価は様々な要因によって異なり、演奏技術、指揮者、音楽的な指向性、所在地などが関連します。
しかし、いくつかのオーケストラが長年にわたって高い評価を受けており、これらは以下のようになります。
1.ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2.ロンドン交響楽団
3.パリ・オペラ座管弦楽団
4.ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
5.サン・フランシスコ・シンフォニー管弦楽団
これらは常にトップのオーケストラとされており、多くの人によって高い評価を受けています。ただし、これらのランキングは一定の主観性を含むことに留意すべきです。
ここで満足せず regenerate response ボタンを押すと、
AI:申し訳ありませんが、プロ・オーケストラの世界ランキングは公式には存在していません。オーケストラの評価は様々な要素に基づいて行われますが、客観的な指標を提供する公式ランキングは存在していません。また、オーケストラに関連する要素(例えば指揮者、演奏家、リハーサル方法など)は時間とともに変化することもありますので、決定的なランキングを作ることは困難です。
私:なるほど。了解です。Thanks !
AI:どういたしまして! お力になれてうれしいです。何か質問がありましたら、お気軽にお尋ねください。
とのことです。ふーむ、私のような素人音楽愛好家レベルならば、思わず納得してしまいます。
では、学生時代に影響を受けた例のレポート課題(*1)についてはどうだろう?
私:脊椎動物の産卵数と卵径にはどんな関係がありますか?
AI:脊椎動物の産卵数と卵径には、一般的に反比例の関係があります。つまり、卵径が大きい場合は、産卵数は少なくなり、卵径が小さい場合は、産卵数は多くなります。
この関係は、脊椎動物の生殖戦略に関係しています。卵径が大きい場合、その卵にはより多くの栄養素が含まれるため、孵化した幼生の生存率が高くなります。しかし、卵を産むにはエネルギーが必要であり、大きな卵を産むことはエネルギー消費が大きくなります。そのため、産卵数は少なくなります。
一方、卵径が小さい場合、エネルギー消費は少なくなりますが、孵化した幼生の生存率が低くなる可能性があります。そのため、脊椎動物は多くの卵を産み、多くの幼生を生み出す戦略をとることがあります。
ただし、脊椎動物には例外もあります。例えば、鳥類は卵の大きさが非常に大きく、卵の数が少ないことが知られています。これは、孵化後に卵から孵化した雛の親が与える子育ての行動により、幼体が■
で止まってしまいました。食事を済ませて戻ってきても、同じところでストップしたままです。うーむ、止まっちゃったか(^o^)/
これについて、学生時代の、あるいは現在の私の分析と答え(*2)は、産卵数を縦軸に、卵径を横軸に取った対数グラフから、

動物の産卵数は、小卵多産と大卵少産とを種の基本的な生き残り戦略としながら、産卵場所を海から淡水、陸上へと変化させたり、卵や幼生の保護行動を発達させる形で適応している。この背景には、窒素代謝の最終産物をアンモニアから尿素あるいは尿酸へと変化させるなどの生化学的な進化が関わっている。
と結論づけたものでした。AI (ChatGPT) の回答は、大卵少産・小卵多産を説明しながら、鳥類のケースを例外として説明しようとしてストップしてしまったのでしょう。その点では、まだまだ不十分な回答です。
ChatGPT は、単語をつなぎ合わせたり、箇条書きを文章にするような分野は得意なのだろうと思います。おそらく言語レベルでの分析で作られており、数量的なデータのグラフ化とそれに基づいた分析といったようなことはできないのだろうと思われます。言い換えれば、文章で表せる分野ではプラス・マイナスの両方とも影響が大きいが、数量的なグラフ化に基づく分析のようなタイプの分野は、まだ苦手なのではなかろうか。
(*1): 記憶に残る学生時代の課題レポート〜あの問題が良かった(1)〜「電網郊外散歩道」2022年6月
(*2): 記憶に残る学生時代の課題レポート〜あの問題が良かった(2)〜「電網郊外散歩道」2022年6月
みっち的には、AIが平気で嘘をつく(笑)のに驚きました。指揮者の話をしていると、ありもしない録音のことを言及するし、スピーカーでは明々白々な仕様の間違いをしたりします。これって、指摘すると、「ほい、そのとおり」とすぐに返事が帰ってきて、嘘と分かって云ってますね、明らかに確信犯です。システムの限界ではなく、もっともらしい答えを3つほどの短文にまとめるために、わざとやっているんですかねぇ、ちょっとまだよく分かりません。
日本語でも使えますが、英語の方が断然速く、レスポンスの正確さも上がると思います。
まあ、語彙分析の経験はあってもAIには素人の考えですので、見当はずれの見方かもしれませんが(^o^)/
ネットニュースで見て、やってみたいと思ってたのですが、
明らかに英語サイトなのに日本語でやりとりしていて、
え、どーやって???とただ疑問のまま立ちすくんでいました。
メルアドと電話番号で登録なんですね、
そういうのもよく分からなくて、助かりました!!
学術レベルはともかく、
無料でここまで真っ当にやりとりができるなんて、
すごいと思います。
(それも日本語で!!)
私が試したことのあるAIは、一つはろくに返事ができないものだったし、
もう一つは字数制限(無料版)がある上、英語しか使えないもので、会話用でもなかったので、何回かやってやめてしまいました。
実際の使い方や実例を教えてくださり、ありがとうございました!
楽しそうです💖
便利そうだけれど、ますます物事を自分で考えなくなりそうだから、とりあえず様子見・・・?
ただでさえ、リンゴと桃の剪定やサクランボの剪定枝の片付けなどを前に、冬の運動不足で弱った筋力を回復しなければいけない時期に、AI相手に会話をしている余裕はないはずなのです(^o^)/
世の中で話題になっているからやってみた、という以上のことはありませんですね、私には(^o^)/
ぼくも試してみました。
日本の民法における物権と債権の違い、盗まれた自転車が他人の敷地内にあるのを見つけて持ち帰った場合(自力救済禁止の原則)、女性職員のお茶当番、そして世界最高のロックギタリストは誰か? など。
確かにお手本通りというか、模範解答をつなぎ合わせたようなものが出てきましたね。
だからChatGTPはダメ、とも思いません。これだけの文章生成ができるなんて、しかも無料でなんて、信じられない技術です。模範解答を使ったとしてもデータベースを使えたとしても、ChatGTPのような意味の通る文章を作ることは、おそらく日本人(老若男女問わず)の半数にはできないでしょう。
こういうシステムをいかに上手に使うか、そして育てていくかが大切ですね。