電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

愛車デミオのバッテリー交換とドライブレコーダー装着を依頼

2020年10月16日 06時00分15秒 | 散歩外出ドライブ
先日、愛車マツダ・デミオXDの i-Stop ランプが点滅し、△マークが点灯しました。何か不具合が起こっているらしいけれど、これは何を意味するのか。ディーラーに電話で問い合わせたところ、どうやらバッテリーが弱ってきているサインらしい。そういえば、2015年冬に新車で購入してからすでに5年8ヶ月が経過し、この間にバッテリーは一度も交換しておりません。クリーン・ディーゼルエンジンとはいえ、バッテリーが不調では厳寒期の始動が不安です。これは早めの交換が良いだろうと判断し、ディーラーに依頼しました。同時に、自動車保険会社から送付されてきていたドライブレコーダーも装着を依頼。幸いに、土曜日まで代車を借用できることになりました。



で、用意してもらったのがピカピカの CX-30 です。わーお、代車にしてはずいぶん立派な車で、走り出すとガソリン車らしいキビキビ感よりもどっしりした走行イメージが勝るように感じます。着座位置が少し高いことも影響して運転は快適で、思わず遠くまでドライブしたくなります。ただし、デミオと比べるとさすがに車重が重いようで、いつもの感覚でブレーキを踏むと制動距離が長めに感じます。そうだなあ、せっかくだから今日は少し遠回りして帰ることにしましょうか(^o^)

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ゴルトマルク「ヴァイオリン協奏曲」を聴く

2020年10月15日 06時01分13秒 | -協奏曲
通勤の音楽を聴くカーステレオは、MP3 や Ogg 形式のファイルを多数PCから複写したUSBメモリを再生していますが、基本的にディレクトリ(フォルダ)単位で反復再生する設定にしております。そのため、例えばコルンゴルトのヴァイオリン協奏曲(*1)を選んで聴くときは、同一CD音源のゴルトマルク「ヴァイオリン協奏曲」も耳にすることになります。はじめはコルンゴルトの「ついでに」聴いていた音楽が、しだいに聴き慣れてくるとけっこういい曲だと感じられるようになり、今やすっかり愛聴曲になりました。このあたりは、生演奏とも違う音楽録音媒体の良い点でしょう。

CDのリーフレットや Wikipedia の記述(*2)によれば、カール・ゴルトマルク(1830〜1915)はハンガリー出身のユダヤ人作曲家で、ちょうどブラームスやワーグナー、R.シュトラウス、マーラーなどと同時代です。若い時代にはオーケストラで働いて生活費や学費を稼いだらしく、後にはウィーン音楽院の管弦楽法の教授を務め、シベリウスも受講したとのこと。代表作は歌劇「サバの女王』Op.27という作品で、ブラームスが「自分がオペラを書いたらゴルトマルクのようになるだろう」と言ったとか。弦楽四重奏曲も一時人気があったそうです。

このヴァイオリン協奏曲は、第1楽章:アレグロ・モデラートには魅力的なカデンツァがあり、ヴァイオリンの技巧的でロマンティックな表現がふんだんに盛り込まれています。第2楽章:エアー、アンダンテ。この瞑想的な音楽は、ロードノイズのために通勤の音楽には不向きですが、自宅のステレオ装置で聴くと、なんともステキな音楽であることに気づきます。第3楽章:モデラート〜アレグレット。オーケストラの短い導入の後、エネルギッシュな舞曲風のメロディが奏され、速いパッセージに導かれて終曲に向かいます。

手元で聴いているCDは、Naxos の 8.553579 で、ヴェラ・ツウ(Vn)、ユー・ロン指揮ラズモフスキー・シンフォニアによる演奏、1995年11月、ブラティスラヴァでのデジタル録音です。

また、ネットで探したら YouTube にこんな演奏がありました。イツァーク・パールマン(Vn)、アンドレ・プレヴィン指揮ピッツバーグ交響楽団の演奏です。居丈高にならない角の取れたこのオーケストラの演奏、いいですね〜。プレヴィンらしい。

Goldmark "Violin Concerto" Itzhak Perlman


(*1):コルンゴルト「ヴァイオリン協奏曲」を聴く〜「電網郊外散歩道」2013年10月
(*2):カール・ゴルトマルク〜Wikipediaの記述より

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娘猫を埋葬

2020年10月14日 06時02分52秒 | アホ猫やんちゃ猫
我が家の二匹のアホ猫のうち、娘猫のほうが亡くなり、歴代の猫たちが眠る栗の木の切り株わきに埋葬しました。20歳でした。最近は粗相がひどく、日に四度おむつを替えてあげていた妻も悲しみにくれています。母猫(21歳)よりも早く亡くなってしまい、こちらも寂しそうです。

考えてみれば、向こうっ気の強い猫で、カラスとタイマンを張って巣作りを阻止したこともありました。若い頃は、裏の果樹園で生態系の頂点に立っていると豪語し、縦横無尽に野ネズミを追いかけ回したものでした。花と線香をあげ、週末には写真を整理して飾ってあげることといたします。







ワタクシも、この猫を楽しんで記事にしてきた(*1)ものですから、いなくなると妙に寂しく感じます。母猫がゴロにゃんとすり寄ってきますので、まだ可愛がることはできますが、あの勝ち気で明るい性格の娘猫は、まことに貴重な存在でした。合掌。

(*1):黙って座ればピタリと当たるよ〜「電網郊外散歩道」2010年2月

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山形弦楽四重奏団第77回定期演奏会でオネゲル、ベートーヴェン、モーツァルトを聴く

2020年10月13日 06時01分04秒 | -室内楽
久しぶりの室内楽の演奏会、山形弦楽四重奏団第77回定期演奏会に行ってきました。10月12日の月曜の夜、勤め先から山形市の文翔館に向かい、議場ホールに入ります。入場前にはまずアルコール消毒、検温があり、万が一の感染事態に備えて連絡先住所を記入して入場。ホール内は、いつもよりも間隔を広げてゆったりとした座席配置です。これも、新型コロナウィルス対策の一環でしょう。

開演前のプレトークでは、ヴァイオリンの中島光之さんが、現在の山形の状況を概括して話しました。山響入団以来20年以上になり、何度か経営危機があったが、今度こそ駄目かと思ったら、山形市がすばやくクラウドファンディングを立ち上げてくれて、県も聴衆の皆さんも応援してくれて、今は山形県内はコロナが落ち着いているので、普通に演奏活動ができている。これはほんとに稀有な事態で、山形県民が文化を大切にする現れだろうと感じる、とのこと。近隣の小学生の社会科の勉強で新県民ホールに見学に来るのだそうですが、新しいホールで山響の団員が交代で対応し演奏を聴かせるようにしているとのこと、今朝も中島さんが当番にあたっており、小学生に話と演奏をしてきたのだそうです! それはいいことですね。なんだか楽しくなります。

さて、本日の曲目は、

  1. オネゲル ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ H.80 (1932)
  2. ベートーヴェン 弦楽三重奏曲第4番 ハ短調 Op.9-3
  3. モーツァルト オーボエ五重奏曲 ハ短調 K.406 柴田祐太(Ob)、田中知子(Vla)

というものです。

最初の曲、オネゲルの「ヴァイオリンとチェロのためのソナチネ」は、ヴァイオリンの中島光之さんとチェロの茂木明人さんの二重奏です。作曲されたのが1932年といいますから、大戦間期の作品です。耳にするのはもちろん初めてで、イメージとしては重厚あるいは晦渋といった性格が強く、軽妙洒脱といった作風とは遠いものと感じました。

続いてベートーヴェンの弦楽三重奏曲第4番。ステージ左から、ヴァイオリン:中島さん、ヴィオラ:倉田譲さん、チェロ:茂木明人さん。第1楽章:アレグロ・コン・スピリト、第2楽章:アダージョ・コン・エスプレッシオーネ、第3楽章:スケルツォ、アレグロ・モルト・エ・ヴィヴァーチェ、第4楽章:フィナーレ、プレスト。作曲家の個性の差が大きいとは思いますが、ヴィオラが加わっただけで響きがずいぶん変わったと感じられ、ベートーヴェンの音楽がいきいきと流れます。

ここで15分の休憩。ざっと見たところ、お客様は60名〜70名くらいでしょうか。いつもよりも少しだけ少なめかなとは思いますが、それでもほぼ山Q定期の人数が入っているみたい。新型コロナウィルス禍の渦中にある今どき、人口二十数万の地方都市で開催される室内楽演奏会としては多いのか少ないのかわかりませんが、ありがたいものだと感じます。

最後の曲目は、モーツァルトのオーボエ五重奏曲。以前、オーボエ四重奏曲を実演で聴き、バランス的に五重奏は難しいのではなどとほざいた舌の根も乾かぬうちにオーボエ五重奏曲の記事を書くというあんぽんたんな記憶(*1)が新しい音楽です。
ステージ左から、Ob:柴田祐太さん、Vn:中島光之さん、Vla-1:倉田譲さん、Vla-2:田中知子さん、Vc:茂木明人さん、という配置。歌劇「後宮からの誘拐」との関連が深いらしい音楽は、弦楽五重奏曲第2番の第1ヴァイオリン・パートをオーボエで演奏する形を取るのだそうな。第1楽章:アレグロ。Obの音色の開放性はあるけれど、それにしてもこの曲調はセレナードの音楽ではないな。第2楽章:アンダンテ、優しい音楽です。第3楽章:メヌエット・イン・カノーネ。「カノン風のメヌエット」という意味でしょうか。とても魅力的なカノン風。第4楽章:Obはけっこう音が大きいのですね。勢いのある音楽、名曲と感じます。

コロナ禍の中、アンコールは自粛。次回は2021年1月22日(金)、18時45分〜、クラリネットの川上一道さんがゲストで、R.コーカイ、マルティヌーやペンデレツキなどを取り上げる予定とのこと。聴かないと後悔するかもしれない。いや、コーカイさんの音楽というのは聞いたことがないものですから、つい(^o^)/dajare

(*1):モーツァルト「オーボエ五重奏曲ハ短調」を聴く〜「電網郊外散歩道」2019年6月

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歯磨きを変えてみる

2020年10月12日 06時01分07秒 | 健康
ふだん使いの自宅用歯磨きがなくなったので、新しい歯磨きを探しました。いつもは習慣でクリアクリーンを使っていましたが、思うところがあり、別のものを選んでみようと考え、少々高価な「カムテクト」という製品を購入しました。箱から取り出すと、ずいぶん小ぶりに感じます。キャップはネジ式で、チューブから絞り出すと少々どぎついピンク色で、ショック。味は少しだけしょっぱい塩味系。



効能書きによれば、この製品は歯周病の予防をうたっており、歯垢の除去(EFP)、バクテリアの殺菌(IPMP)、抗炎症作用(MAG) を特徴とするものだそうです。



成分表示を見ると、要するに、ヤシ油の脂肪酸由来といえば中性洗剤のドデシル硫酸ナトリウムを思い出しますが、その系統の発泡剤に加えて清掃用に重曹(炭酸水素ナトリウム)と湿潤剤にグリセリン、清涼感を出すためにメントールやハッカ油などを成分としているようです。さらに、薬用成分としてフッ化ナトリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム(MAG)、イソプロピルメチルフェノール(IPMP)を配合し、あのどぎついピンクは黄酸化鉄と赤色227号で着色しているようです。これでは歯垢を落とすという EFP というのは何なのかよくわかりませんが、成分表示を見る限り、洗剤と重曹だな、これは(^o^)/

使い始めて間もないので、とりあえずこれをしばらく使ってみて、右奥歯の隙間が歯間ブラシでも掃除しにくく炎症気味なのが改善されるかどうか、注目です。

九州大学の研究(*1)では、歯周病菌が特殊なタンパク質を出すことでアルツハイマー様病態を誘発悪化させる原因酵素を特定したのだとか。たしかに、歯が悪くなり噛む力が衰えると認知症は進むと聞いていますので、可能性はあるかも。アルツハイマーの薬を期待するよりもまず歯磨きをしろ、というのはたぶん正しいでしょう。

歯磨きの仕方には二回磨きというのがあるそうで、1回目は水でブラッシング、歯の表面のフィルム状の汚れを物理的に落とし、2回目はフッ素の塗布のつもりで歯磨きをつけてそっとブラッシングするのだそうな。なんだか昔習った歯磨きの仕方とはだいぶ違うようです。あまりごしごしするな、という点は共通かも。

(*1):歯周病菌のアルツハイマー様病態誘発に関与する原因酵素を特定〜九州大学ニュース

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冷蔵庫がダウンした〜即交換でしのぐ

2020年10月11日 06時00分02秒 | 料理住居衣服
金曜日、冷蔵庫が、黙ってダウンしました。「今から故障するよ!」と宣言してダウンされても困るのだけれど、中の食材がピンチです。土曜の朝は、その対策で大忙しでした、いえ、妻が(^o^;)>poripori

当方は、朝から可燃ごみを搬出し、耳鼻咽喉科でインフルエンザの予防接種を済ませ、帰宅後に壊れた冷蔵庫の搬出に取り掛かりました。この冷蔵庫は、たしか1998年頃に購入したもので、すでに20年を超える製品です。少し前から製氷機能がだめになっていましたので、時間の問題だなと感じていましたが、案の定でした。

で、対策は?

冷蔵庫の場合、量販店に新規に注文して数日待たされるというような対応では困りますが、そこは用意の良いワタクシのこと、すぐに作業小屋に保管していた予備の冷蔵庫と入れ替え、食材はなんとか救出することができました。いえ、マスクやトイレットペーパー並に冷蔵庫まで予備をストックしておいたわけではありませんで、要するに四世代の大家族だった頃には冷蔵庫が二台必要でしたが、少人数家族となった今、我が家のリフォームに合わせて一台を別途保管していただけの話です。

交換した冷蔵庫もそろそろ十五年選手で、壊れた冷蔵庫よりは少々容量が少なめですが、なんとか工夫してもうしばらく活躍してもらいましょう。今度は予備がありませんので、いよいよ故障する前に予兆を察知し、早めの更新を予定しておく必要がありそうです。

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クラシックインク「カーキブラック」と「カシスブラック」を混ぜたら

2020年10月10日 06時00分03秒 | 手帳文具書斎
万年筆「PROCYON」に付いてきたミクサブルインクのサンプル・カートリッジ「Gold Ochre」がなかなかいい色で、Preppy (0.5mm) に入れて便利に使っていましたが、ついにインクが切れました。残念がっているときに、ふとひらめいたのは:

クラシック・インクの「カーキブラック」と「カシスブラック」を混合したらどうなるのだろう?

ということです。ふつう、異なるインクどうしは混ぜてはいけないことになっています。とくに、古典ブルーブラックと顔料インクは間違いなく万年筆が使えなくなるといわれます。では、クラシック・インクどうしではどうなのだろう。

古典インクというのは、要するに鉄(II)イオンFe2+ に没食子酸等を加えたものを共通のベースとし、これに各種の染料を加えることによって様々な色の違いを出しているはず。それならば、染料どうしが干渉しあわない限り、問題は少ないのではなかろうか、と考えたからです。






あくまでも自己責任で、試しに大まかにスポイトで「カシスブラック2:カーキブラック1」で混色してみました。ごく少量ですが、空きカートリッジに入れるには充分な量です。うん、黄色が結構たくさん入っているみたい。最初に黄色が感じられ、その後にじわっと赤黒くなってきます。ゴールド・オーカーとは違いますが、まるで違うわけではない、方向性は似ているように感じます。このまましばらく使ってみて、混濁したり沈殿したりしないかどうか、観察してみたいと思います。



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アイドリングストップを止めるとDPF再生間隔は〜デミオ・ディーゼルの場合

2020年10月09日 06時01分09秒 | 散歩外出ドライブ
以前、マツダ・デミオXDの近況について記事(*1)にした際に、

考えてみると、ディーゼルエンジンの特性として、始動直後の回転が不安定な時期に高負荷がかかると黒煙が出やすいのではなかったか。であれば、i-Stop で停止と始動を繰り返していればススがたまりやすくなり、DPF再生の頻度も多くなるため、ススを燃やすのに使用する燃料も多くなるのではなかろうか。アイドリング・ストップという僅かな燃料節約のために、1回で10分間以上もかかるDPF再生に燃料を使っていたら、本末転倒なのではなかろうか? という仮説です。これを試すには、走り出す前に i-Stop 機能を停止し、信号待ちでもアイドリングを止めず、DPF再生の間隔がどうなるかを調べてみるのが良さそうです。

と考えました。で、7月から9月までの三ヶ月間、走り出す前にアイドリングストップ(i-Stop)を止めて走行し、DPF再生の終了から次のDPF再生終了までの走行キロ数を記録し、月平均を出してみたところです。(注:DPF=Diesel Particle Filter、ようするにススを出さないフィルター)



その結果、表とグラフのようになりました。通勤先は同一ですので、条件はほぼ同じです。明らかに、アイドリングストップを止めたほうがDPF再生の間隔は長くなっています。つまり、相対的にススのたまり具合が少ないということです。

考えてみれば、アイドリング・ストップによる燃費改善効果はあまりたいしたことはなく、せいぜい 21.3km/L が 21.5km/L になる程度でしょう。ところが、DPF再生中には1回のDPF再生につき10分間以上も余分に燃料を燃やしながら走ることになり、燃費はがくんと悪くなります。ですから、アイドリングストップでチマチマと燃費を稼ぐよりも、アイドリングストップを止めてDPF再生間隔を延ばし、余計な燃料消費を抑えるほうが結果的には良さそうです。つまり、当方の走行条件では、マツダ・デミオ・ディーゼルのアイドリングストップはあまり意味がないのではなかろうか。もうしばらく、i-Stop をオフにして走ってみたいと思います。

(*1):マツダ・デミオXDの近況とリコール通知〜「電網郊外散歩道」2020年8月

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車にもひざ掛けが必要になってきた

2020年10月08日 06時01分24秒 | 季節と行事
朝晩はぐっと涼しく、いやいや、肌寒いまでになりました。朝、車で出かけるときには、気温が15度に届かないときもあります。思わず寒さを感じます。そこで大事になるのがひざ掛けです。走り出した直後にはまだヒーターも効かないので、ひざ掛けがあるとだいぶ違います。到着するとひざ掛けを取ってハンドルにかけておき、駐車中にはハンドルのカバーのようで、よい目印になります。自宅に戻るときは、ひざかけをしてエンジンを始動し、しばらくアイドリングをしてから動き出します。あと半年、娘の「お下がり」のひざ掛けのおかげで、運転中は暖かです。



写真は、我が家の彼岸花。
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『Bun2』2020年10月号を読む

2020年10月07日 06時01分48秒 | 手帳文具書斎
過日、行きつけの文具店でプラチナ社のクラシックインク「カシスブラック」を購入した際に、ステーショナリー・フリーマガジン『Bun2』の2020年10月号(通巻92号)を入手しました。今号の特集は「2021年版手帳特集」ということで、今の季節に合わせた、毎年恒例となっている内容です。



各社のイチオシ手帳がズラリと並ぶ中でも、やっぱり目に付いたのはコクヨの「キャンパスダイアリー」でした。これには、来年のダイアリーがすでにほぼ決定している(*1)という事情もあります。その他、いろいろ目移りする魅力的な製品がたくさんありますが、馴染みの深い形式が結局はいちばん汎用性が高いという経験則に基づくものです。



また、恒例の「2020年 Bun2 大賞」も並んでおりましたが、どうもこの中で今年購入したものが少ないなあと感じます。ただ一つ、「ユニボールワン」だけでした。でも、文具大賞を受賞した製品を後で購入して使うようになったものもあり、注目しておく必要はあります。



「違いがわかる男の文具講座」は、ペンケースを取り上げています。いろいろなペンを持ち運ぶ上で便利なペンケースが注目を集めているようです。以前は自立するスタンドタイプが主流だったのが、最近は横置き・がま口タイプや大容量タイプなど、各社多彩な製品がラインナップされているようです。





そうだなあ、個人的に「今年購入した」ではなく「今年もっとも多く or 便利に使った」文具という観点に立てば、私的文具大賞はツバメノートとプラチナ古典ブルーブラック・インクになるでしょうし、「今年もっとも魅力を感じた文具製品」という観点から選べば、プラチナ・クラシックインク「カーキブラック」「カシスブラック」あたりになるでしょうか。




(*1):記事の重複を減らすには〜ダイアリー事情を考える〜「電網郊外散歩道」2020年9月

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9月末から10月初旬はイヌサフランの季節

2020年10月06日 06時01分48秒 | 季節と行事
毎年、9月末から10月初旬は、イヌサフランの季節です。これまでも、カエルやアホ猫母娘の会話とか毒性の話とか、あれこれ趣向を工夫して取り上げてきた話題(*1〜3)ですが、今回は正面から、イヌサフランの開花の推移を写真で追ってみたいと思います。

まずは、9月24日の写真。



次に、9月27日。ニョキニョキと本数が少しずつ増えてきています。




続いて10月3日の様子です。ほぼ満開。ここまで来ると、実に見事です。





なんとも奇っ怪なニョキニョキ開花ではありますが、この鮮やかな色には魅せられます。我が家の秋の風情の一つです。

(*1):猫に小判、蛙にサフラン〜「電網郊外散歩道」2010年10月
(*2):イヌサフランはあるのにどうしてネコサフランはないの?〜「電網郊外散歩道」2014年9月
(*3):アホ猫、秋を感じる〜「電網郊外散歩道」2015年9月

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新型コロナウィルス禍のおかげで少し寿命が延びたPHS

2020年10月05日 06時01分37秒 | Weblog
当初の予定では、今年の7月末をもってサービス停止になる予定だったPHSは、新型コロナウィルス禍のおかげで停波が延期され、自動的に我が愛用のPHSも1月末日まで寿命が延びることになりました。しかし、やがてやってくる最後の日。いつ・どこで見切るかが、相変わらず課題です。

実際問題として、移動中はバッグの中だし、車で移動するからナビ代わりに使うこともないし、自宅では書斎にもリビングにもPCがスタンバイの状態で、Wi-Fi の恩恵は家族が使うノートパソコンが大きいし、たぶんスマホもメールと電話くらいで足りるだろうなあ。それなのに電池が一週間も持たないのは不便になるだけだなあ。

などと愚痴をこぼしていますが、要するに習慣を変えたくないだけの話。新しい道具や環境への適応がしだいに面倒になるのは、明らかに老化現象の一つなのだもの、前向きに考えなければ。うーん、でもなあ……「ぼーっと生きてんじゃないよっ!」とチコちゃんに叱られるかな(^o^;)>poripori

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コーヒーと甘味〜和菓子も合います。

2020年10月04日 06時01分43秒 | Weblog
先日、某さんよりお菓子をいただきました。名古屋名物なのでしょうか、創業1659年、餅文総本店の「一口ういろ」という和菓子です。はじめは日本茶でいただき、美味しいものだと実感して、感謝しながら最近はコーヒーのお供にもいただいております。




あまり甘すぎないのと、一口サイズなのが嬉しい。コーヒーのほろ苦さを、「一口ういろ」の上品な甘さが和らげてくれます。初めていただきましたが、美味しいものです。




コーヒーに和菓子、しかも黒文字で、というところがいかにも和洋折衷ですが、当地のような田舎で上品なお菓子をいただくこと自体がアンバランスなのですから、まあ良しとしましょう(^o^)/



そういえば、「コーヒーと甘味」という題で、だいぶ記事が増えたみたい(^o^;)>poripori

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大産地の恩恵

2020年10月03日 06時01分01秒 | 週末農業・定年農業
当地は、国内有数の果樹の大産地ですので、生産上の様々な技術的情報が自然に入ってきます。例えば、農協や農業改良普及所、地域の果樹研究会などが実技研修会を定期的に開催したり、農協の連絡網を通じて、その時期に応じた重点をA4判1枚のチラシにして配布をしたりしています。そんなわけで、何年分か綴って眺めているうちに、どんな点に注意すれば良いのか、いつのまにか覚えてしまいます。

例えば今の時期は、サクランボや桃等の収穫後・休眠期防除の徹底がアピールされています。桃の穿孔細菌病対策について、ボルドー液による秋季防除が大事だというような技術ワンポイント的なチラシは、タイムリーに焦点化してあるだけに、的確に役立つと感じます。

こうした情報は、一人だけではなかなか得られないもので、多年の積み重ねが有効ですし、多彩な角度からの情報が自然に入ってくる環境が、産地の品質水準を決めているのだなと感じます。まさに、大産地ならではの恩恵なのでしょう。

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プラチナ社のクラシックインク「カシスブラック」が届く

2020年10月02日 06時01分59秒 | 手帳文具書斎
以前に注文していた文具店から、プラチナ社のクラシックインク「カシスブラック」が届きましたと連絡があり、喜び勇んで受け取ってきました。このインクは、はじめは赤いカシス色ですが、次第に酸化されて赤黒く変化するというものです。先に入手している「カーキブラック」の茶色に味をしめて、こんどは赤系統の色を入手したものです。






使用する万年筆は、カシスブラック用に赤のプレッピー(中字:0.5mm)を選び、空のカートリッジに百均のシリンジでインクを補充、しばらく静置してインクが浸透するのを待ち、それから試し書き。書いた直後は、意外にも透明で鮮やかな赤です。もっと透明度が低いのかなと思っていましたが、予想外でした。その後、しだいに青みというか、暗い赤紫色に変化してきます。カシスブラックとはいうものの、それほど黒くなるわけではありません。むしろ、暗赤色といったほうが近いのかも。中字よりも太字のほうが似合うかもしれません。



上の方が比較対照のための例で、ミクサブルインクのサンプル、Gold Ochre です。ゴールド・オーカーと読むのでしょうか、こちらも落ち着いた良い色で、お気に入りですが、もうすぐなくなってしまうのが残念。それに対して、カシスブラックは黒ずみはより少なめに感じますが、夜の蛍光灯照明下ではほんとの色とは言えず、もう少し明るい日中に撮影してみる必要があるようです。

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