芥川賞作家の目取真俊さんの長編小説「眼(め)の奥の森」(影書房、2009年)が6月13日にペーパーバックの英訳単行本として米国で出版される。英語タイトルは「In the Woods of Memory(イン・ザ・ウッズ・オブ・メモリー)」。沖縄国際大学の素民喜(すみんき)琢磨教授が翻訳した。沖縄文学で長編の英訳単行本化は初めて。『目の奥の森』の題名がとてもいいので、In the Woods of MemoryはWoods in the Deep Eyesの直訳を考えてしまうのですがー。 . . . 本文を読む
【公益社団法人自由人権協会(JCLU)】政府は、オリンピック開催のためにはテロ対策として「共謀罪(テロ等組織犯罪準備罪)」の制定が不可欠としています。一方では、これまで3度にわたって国会に上程されながら、廃案になった経緯があります。すでに同法案に関しては、憲法・刑事法・国際人権法など法の観点から多くの議論がなされていますが、もう1つ、重要な観点として「ジャーナリズム(言論報道活動)」があります。言論・表現活動に携わる者として、共謀罪が取材・報道の自由とどのような影響があるのかを改めて確認し、同時に、昨今の《言論萎縮状況》にいかに立ち向かっていくかを話し合いたいと思います。 . . . 本文を読む
一般国民は無関係と国民を欺き、戦前の治安維持法に等しい法律で、国民の自由な生き方を制限して国家による統制を目論んでいるのです。成立すれば全ての国民が捜査対象となり、自由に考え自由にモノを云い、意見を交換することができない息をするのも窮屈な社会で、警察による市民生活の監視強化ばかりか、密告など国民相互による超監視社会がやって来ます。 . . . 本文を読む