16世紀、1520年代(?)のトルコ、オスマン帝国時代のドラマに嵌った。英語字幕のシリーズが面白い。夏休みにでも全部の物語Season 1,2,3,4を見てみたい。王宮内のサルタンの家族、ハーレム、戦争など、当時の歴史、イスラム教徒の社会が垣間見れる。地中海の海賊やバチカン、キリスト教国家イスラム国家のしのぎあいなど、興味は尽きない。何よりラブ・ストーリーである。
一時人気のあった朝鮮半島の李王朝の歴史物語、ラブ・ストーリーとやや似た構成にも思えた。16世紀の世界を支配した(?)オスマントルコ帝国のサルタンの物語である。ハーレムに送られてきた女性奴隷(美女)たちのサクセス・ストーリーでもあり、策謀廻らす宮廷の女性たちの悲喜こもごもとした物語の素性は、既知感と共に、それでも見せる。恋愛、男女の情愛、策謀、陰謀、権欲の駆け引きなどが、物語をひきつけている。バチカン(キリスト教徒たち)とイスラムの闘いでもある。独りのサルタンを取り巻く女性たちの熾烈な愛の闘いでもあるのだろか?
以前「チャングム」に嵌ったような感じー。物語の中では一筋の男女の恋愛が物語の主軸になっている。愛憎と権力中枢の駆け引きは権力闘争。戦争は実態を伴う覇権競争。
イソヒヨドリが賑やかにコーラスを奏でている静かなキャンパスである!
見たのはSeason 1の半分ほどで、Season 2,3、4まである!(写真はネットから持ってきたので問題があれば自然消滅するでしょう。PC上の画像の写真化も可能だがー)
ウクライナ出身、ドラマでロシア人奴隷として登場する金髪のハーレムの女性HÜRREMを応援したくなる物語である。彼女は家族を殺され奴隷として売られオスマン帝国のハーレムに来た女性である。第10代サルタンとの間に5人の子供に恵まれ、三番目の子どもが第11代サルタンになる。権謀渦巻く宮廷で物語が展開していくようになっている。音楽の美、詩の美が背景に流れている。
どの国家もその歴史が物語として再現されるとき、そこにナショナリズムやエスニックアイデンティティが増長されるパターンは変わらないのかもしれない。